Summer Time


「おーい!!! カミエルー!Lディッシュ、サプラーイ!」


「え?は、はいー、いまやってまーす!」


「おっせーーんだよ、おまえ!はやく洗えよー!」


「す、すいませーん!」



夏休みに入り、バンドのメンバーは自分たちの楽器を

手に入れるため、それぞれがアルバイトを始めました。



キーボードの畑山くんは、自宅近くの弁当屋。


ベースの武田くんは、夏休み中、住み込みで軽井沢のペンションに。


ギターの岡本くんは、普段からお昼ご飯を断食して、お金を貯めているので、

夏休みは、ひたすらギターを練習中。


そして、ドラムのカミエル少年は、国道沿いのファミレス

「デ○ーズ」で、厨房の皿洗いを始めたのでした。





『ひえぇ〜、マジかよ〜、まだこんなに洗いモノ残ってんだぞー!』




真夏の厨房の中、吹き出る汗を拭いながら、

山のように積み重なる洗い物を前にして、

少年は食器たちと日々格闘をしていました。


もちろん、常時そのように忙しいわけではなく、大変なのは

お客さんが集中するお昼時と、夕食時の時間帯。

その時間は、まさにファミレスは稼ぎ時です。


直接お客さんと接するフロントだけでなく、厨房のコック隊や

ディッシュウォッシュなどの裏方も、ちょっとした戦闘状態です。


最年少である少年は、当然その場では下っ端状態(笑)

「てめぇ!まぁーだ洗ってねえのかよ!さっさとやれよー!」

と、裏方では罵声が飛び交います^^;



次々と押し寄せる食器の汚れを、まずは大雑把に洗い分けます。

特にグラタンなどの落ちにくい汚れは、お皿に残らないように念入りに

磨きます。次に仮洗いをしたものを、大型の皿洗い機に入れ、

回転ノズルから吹き出る高温のお湯で「ドシャァァーー!」と洗い、

全ての汚れを落とすとともに、お皿の消毒もおこないます。

その後、まだ熱いままのそれぞれの食器をキレイに吹き上げ、

最後はそれぞれの場所におさめて完了です。

この流れを、一日何回も繰り返します。



昼時のピークが過ぎると、ようやくバックスペースに行き、

氷入りの水を飲むことができます。

汗だくの少年には、この一杯は至福の瞬間です。

『ふぁぁ〜、生き返るぜぇ〜』


たまに、フロントの先輩アルバイトの女性が、

「暑いでしょー、コレ飲んでがんばって!」

と、オレンジジュースをこっそり差し入れしてくれました。



昼過ぎから、夕方にかけて、一通りすべての洗い物が終わると

次は外に出て、大量のゴミ出しと、周辺の掃除、窓ふき、

そして縁側の植物への水撒きです。


『ひょえ〜、外もかなり暑いけど、ま〜だ、風があるぶん、

 中の暑さよりはマシだよな〜^^;』


少年は水撒きの水を顔や腕にかけて、一瞬ヒンヤリとする気持ちよさに

しばしの安息を得るのでした。



その当時の高校生のアルバイトは、たしか時給460円くらいだったと思います。

バイトが終わるのは夕飯時のピークを過ぎてから。

一日中立ちっぱなしの仕事で、足が棒のようになっています。


ようやく自転車で帰路につく少年は、

「ふぅ〜、お金を稼ぐってけっこう大変な事なんだなぁ〜」

と、少しだけ社会の厳しさを知ったのでした。



「あ、そういえば、武田のヤツ!

 あいつは今頃、涼しい軽井沢でヨロシクやってんだろうなぁ・・・


 岡本はきっと今もギター弾いてるよな・・・


 そうそう、畑山もシンセ買うためにがんばってるんだろうな・・・」


少年は薄暗くなった空を見上げながら一人呟きました。




こうして、少年の夏のアルバイト生活も10日ちかく経ち、

皿洗いの仕事もようやく板についてきたある日、

一通り洗い物を仕上げた少年は、突然店長に呼び出されました。


「おい、カミエル、お前さ、ちょっとフロント(接客)やってみないか?」


「は?」


「制服用意してあるから、ちょっとそれに着替えてこい」


「は、はい・・・」


言われるままに、少年がフロント用の制服に着替えると、


「おー!なかなか似合うじゃないか。

 よし、お前はこれから接客の研修受けろ。

 先輩の松山さんにいろいろ教わってもらうからな。

 お前にはフロントもバックも両方できるようになってもらうぞ」


「え?マジですか?お、オレ、接客しちゃっていいんですか?」


「ははは…そうだよ、これからは暇な時間帯は新入りの

 アルバイトにディッシュ・ウォッシュやらせるから、その間は

 お前にフロントやってもらうからな。がんばってくれよ!」


「はい!」


少年はフロントの高校3年生の先輩アルバイトの女性から

挨拶の仕方や注文の取り方、テーブルクリアやお皿の持ち方など、

フロントでの基本的な事を教わっていきました。


なにより、お客さんが来店した時に


「いらっしゃいませ、デ○ーズへ、ようこそ!」


と、定番のフレーズを言えることが、少年はなんだか無性に

嬉しかったのでした。(ちなみに今はどうなんだろう?(笑) )


『へへへ…これ、一度言ってみたかったんだよなー!(^u^)』


もちろん、接客はそれなりに大変なのですが、暑苦しい厨房から

解放され、クーラーの効いた店内での仕事は、少年にとっては

まさに天国のようでした。


『先輩の松山さんも優しいし、いやぁ、いいよなぁフロントは〜!』


お客さんと接することは、緊張感はありながらも、こちら側の

サービスにもお客さんから直接レスポンスが返ってきます。


少年は満面の笑顔で、一生懸命に

「いらっしゃいませ、デ○ーズへようこそ!」

「お食事のほう、お持ちいたしました」

「ありがとうございます、またのお越しをお待ちしております」

と、明るく元気に、大きな声で接客をしていきました。


その姿を見ていて、店長も少年にはまずまずの評価をしてくれたようです。



昼時は厨房で皿洗い、午後から夜にかけてはフロントで接客という、

2パターンの仕事をこなすようになって、だんだんと仕事や職場にも

慣れてきたある昼下がり・・・


少年はいつものように、来店するお客さんを出迎えるように、

入口のところに立っていました。



するとそこに、少年の高校の制服を着た女子生徒の集団が

ゾロゾロと店の中に入ってきたのです。



『げっ!同じ高校じゃんか!やべぇな〜』


少年はそう思いながらも、いつものように

「いらっしゃいませ、デ○ーズへようこそ!」

と、元気よく声をかけました。




しばらくして、10名くらいのその集団の中から、


「あれ?・・・あーーー!」


と、声をあげた女子生徒がいました。



少年が、びっくりして振り返ると



そこには!



『どえぇーー! ま、マジ・・・』






なんと、そこには少年が淡い恋心をよせているクラスの女の子、

あの宮里悦子さんが立っていたのでした・・・




(つづく・・・)






「これってデスティニー?!」




嗚呼・・・しかし・・・

なんだかんだで、ブログ更新遅いなぁ・・・おいら・・・^^;

Summer Resort!

みなさん、こんばんにゃ〜^^


さぁ、それでは復活のバンド男いきまぁーーーっす!





   (((\(@v@)/)))ゴォォォー






あ・・・そうそう!

ここですっかりストーリーを忘れてしまった人のために、

簡単に「バンド男」の登場人物を紹介しておきますね。



主人公の少年の名は「カミエル」

某県立高校一年B組


「高校に行ってバンドをやるんだ!そしてコージー・パウエルのような

 ドラマーになるんだ!そうすれば女の子にもモテモテさっ!」(笑)


その信念だけで、高校受験をして高校に行った少年は、自分が

入った高校が、実は校則がめっちゃ厳しく、バンド活動が全面禁止

という現状を知らされ、愕然とします。


しかし少年は、そんな状況からも、なんとかバンドのメンバーを

見つけ出すべく、一学期の大半をメンバー探しに奔走してきました。


思ったより厳しい状況に挫けそうになりながらも、少年はしばらくして、

本田ヤスアキ似のイケメンベーシスト、武田くんと出会います。

またほぼ同時に、クラスメイトの中に実は凄腕のギタリストがいるという

ウワサを聞き、外見はどう見てもギター弾くようには見えないおっさん顔の

ミスターストイック、岡本くんをギターとしてバンドに加入させることに

成功しました。


3人は、少年の父親が資材置き場として使用している倉庫内に建てられた

小さなプレハブ小屋を音楽スタジオとして作り変えながら、

毎日のようにバンドの練習に没頭していきます。


そしてそんな時、クラスのマドンナ的存在、宮里悦子さんとその友達

飯田弥生さんの二人が、少年たちのバンドに興味を持ち、倉庫内

スタジオにちょくちょく遊びにくるようになったのでした。^^


少年は入学当初から、淡い恋心を宮里さんに抱いていただけに、

彼女がバンドの練習を見に来るたびに、チクンとした胸の痛みと、

ドキドキとした鼓動が、次第、次第に大きくなっていくことを、

自分でも少しずつ意識するようになります・・・


夏が近づくある日、いよいよ念願のキーボードが見つかります!

なぜか囲碁部のエレクトーン弾き、189cmの長身、畑山くんを、

岡本くんと一緒に半ば強引にスカウトした少年。

これによって、少年たちのバンドは、いよいよ完成形に近づいて

きたのです。


そんな折り、武田くんが先輩から文化祭の「有志枠」の話しを

聞いたことで、少年たちはたった一つの有志枠に、なんとかバンドで

出場する権利を手に入れるべく、オーデションのためのデモテープを

作ることになりました。

とうとう最後まで見つからなかったボーカルパートは、とりあえず少年が

歌うことになり、他のメンバーが全員でコーラスパートを担当することで

なんとかカバーする形になりました。



彼らの名前は 「ROUGH AND READY (ラフ・アンド・レディ)」



通常の3倍のスピードと集中力で文化祭用のデモテープを作りあげた

少年たちは、ほのかな充実感とともに、梅雨空の合間から時折差し込む、

ムワっとした強烈な日差しに、本格的な夏の訪れを感じとっていました。









さて、いよいよ少年たちは

高校最初の夏休みに突入していくことになりますが…














高校生の夏休みといえば… 














そう!あれですよ、あれ!(^u^)














なんてったって、夏なんですから!(☆。☆)














夏と言えば! >(◇⌒ ))(( `◇)<














そう!
























「ア・ル・バ・イ・ト」ですよね!(期待してた人すいません^^;)








少年たちは、みんなそれぞれの楽器に対して強く思うところがあり、

なんとかお金を貯めて新たな楽器を手に入れる計画を立てていたのです。


しかし、校則の厳しい少年の高校では、

もちろんアルバイトも禁止だったことはいうまでもありません…^^;





もう少しで夏休みに入るという、ある放課後…



帰り際、武田くんが少年に聞いてきました。


「おーい、カミエル!おまえさー、どんなバイトにすんだよ?」


「ああ、今さ、求人広告でめぼしいの探してんだけどさぁ・・・」


少年は新聞広告の求人チラシを眺めながら夏休み限定の

アルバイトを探していました。


「なんか、いいのあったか?」


「うーん、まぁ、とりあえず、これの面接に行ってみるかなー」


「おっ!なんだよ、最近新しくできた国道沿いのフェミレスじゃんか!」


「うん、そうなんだけど、でもさぁ、募集は厨房の皿洗いなんだよね…^^;」


「げ、そうなのか?表に出て『デ○ーズへようこそ!』じゃないのか?」


「ははは…、そんなにカッコイイもんじゃないよ」


「へー、んじゃ、それ、オレはパスだな!(笑)」


「はぁ?」


「うーん、おれは、なんにすっかなー、ふふふ…

 どうせなら、女の子がたくさんいる所がいいなー」


「え?そんなバイトなんてあるのかよ?」(ちょっと興味あり)


「ん?まあ、探せばあるんじゃないかー、ふっふっふ…( ̄ー ̄)」


「まーったく、相変わらずだなぁ…

 はいはい、じゃぁ君はそれでいきなさいよ…

 とにかくオレは明日にでもここの面接にいってくるよ」


「おほほほ…、がんばってつかぁーさい、皿洗いくーん!」


「ちぇ、あのなー!女の子がたくさんいるバイトなんて

 そんなうまい話しがそう簡単にあるわけないじゃんか!

 武田もオレとフェミレス皿洗いコースにしようぜ。

 一人だと、なんだかさびしいじゃんかー、なぁ、一緒にやろうぜぇー」


「なーにをいっとるかぁー、君はぁー!

 オレ様がそんな暑っ苦しいバイトが似合うわけないだろう?

 ま、いろいろツテはあるんだ、オレはもうちっと探してみるぜ」


「ふん、じゃあ勝手にしろぃ!」



そんなこんなで、その翌日、少年は近所に新しくできたばかりの

ファミリーレストランの面接に行き、なぜかすぐに採用となり、

無事に夏休みのアルバイトが決まったのでした。



一方、武田くんはというと・・・


「おーーい、カミエルよぉー!」


「おおっ、なんだよ、武田」


「ふっふっふ…、オレもバイト決まったぜ!」


「マジで?ど、どんなバイトだよ!女の子たくさんいるところか!」


「まぁな、聞いておどろくなよ…ふふふ…」


「ええー? ほ、ホントなのかー?

 な、なんだよー、もったいぶらずに早く言えよー」


「まあ、悪いが1ヶ月間はバンドの練習ができなくなっちまうがな…」


「え?なんだよ、それ?どういうことだよ?」


「まあ、いわゆる猛暑でジメジメしたこんな街中から抜け出して、

 涼しくて爽やかなリゾートで”ハッとしてGood!”ってやつだな」


「???…はぁ?


 なーにいってんだ、おまえ?」


「ばーか、わかんないのかよー」


「わかんないよ、なんだよ”ハッとしてGood!”って?」


「だからぁー、ちょこっとな、

 軽井沢のほうに住み込みでバイトに行くってことだよ」


「へ?住み込みって、おまえ…」


「そう、軽井沢のペンションでバイトするんだよ!」


「な、なにー!!!ぺ、ぺ、ぺ・○ンジュン!」


「ばーか、ぺ・ヨ○ジュンじゃないよ、ペンションだよ!」


「マジかよー!それも、軽井沢…だとぉー!

 なんだか、めっちゃめちゃ、おしゃれでロイヤルな響きじゃないかよ!

 それにしてもおまえ、よくそんなとこ見つけてくるよなー」


「ふふん、まぁね…夏の軽井沢って言えばさ、キレイな観光客の

 おねぇさんとか、カワイイ地元の女の子とか、

 そりゃもう、声かけ放題だぞ!

 まあ、君がむさ苦しい厨房で皿洗いをしている時に、

 オレってば、カワイイ女の子たちとヨロシクどうぞ!って感じなわけよ」


「な、なにぃー…く、くそー!(オレもそっちがいいぞ!)

 やっぱり、バイト選びの基準はそれだったのかー!

 ある意味、そういうの天才的だよな、おまえは。

 あ、

 …って、おまえ!その間のバンド練習はどうすんだよ!

 1ヶ月もバンドをほったらかしにするのか!」


「まあ、ゆるせ!これも新しいベースのためなのだよ。(笑)

 といってもベースはしっかり現地に持っていくぞ。

 向こうでは女の子と遊ぶ合間にちゃんと練習しとくからさ」


「むむ…、な〜んか、なっとくできね〜」


「まあ、もう文化祭用のデモテープは作ったしな、あとは最終登校日の

 オーデションを待つしかないんだろ?

 オーデションがうまくいった時のために、何曲かセレクトして、

 それぞれが個人練習をしておくって感じでいいんじゃないか」


「うーん、まあ、そりゃそうだけどさぁ…

 あ、そんで、おまえいつこっちに帰ってくるんだよ?」


「今のところ、8月の25日頃かな。

 休みに入ってすぐに軽井沢に向かうことになってるんだ」


「そっかー、な〜んだか、おまえ一人、楽しそうでいいなぁ…」


「そんなら、おまえも来ればいいじゃんか。

 もしかしたら、まだ募集あるかもしれないぞ」


「うーん、でももうデ○ーズのバイトが決まっちゃったからな、

 今さら断れないよ…」


「そうか、ま、そんじゃ、君もがんばってくれたまえ!

 帰ってきた頃には、一回りオトナになったオレをお見せするぜ!」


「な、なんだよー、その意味深な言葉はよー」


「まあ、もしかしたら、一足先にヨロシクどうぞ!ってことだよ。

 ふふふ…( ̄ー ̄)」


「くそー、なんか、妙にムカつくなぁー、その態度!」


「あ、そういえば、岡本と畑山はどんなバイトにするんだって?」


「ああ、岡本のヤツは夏休みバイトしないで、

 ずっとギター弾いてるってさ。

 あいつ、毎日昼飯抜きでお金貯めてるから、『オレには必要ない!』

 だってさ…ていうか、あいつホントギターバカだよなぁ、

 ある意味尊敬するよ」


「畑山は?」


「あいつはどうやら、もうすでに家の近くの弁当屋で働いてるらしいよ。

 あと、夏休み中にエレクトーンのグレード試験受けるっていってたぜ」


「ふーん、じゃあ、ま、それぞれの夏、それぞれの青春!って感じだな」


「まぁな、ちょっとバンドの練習出来ないのはさびしいけどな。

 これもそれぞれ、楽器を手に入れるタメだし、しかたないか・・・

 そんじゃ、お互い、がんばろうぜ!」


「おう!」





さてさて…


そんなこんなで、少年たちはそれぞれの夏休みに突入していくわけですが、


軽い気持ちで始めたアルバイト・・・


少年は高校生になって、初めて経験するアルバイトに、少しの不安と

少しの期待が入り交じったワクワク感で胸が一杯でした。


しかしこの後、カミエル少年は、いわゆる世間の厳しさというものを、

まざまざと思い知らされることになるのでした・・・^^;



(つづく・・・)






一体、少年の身になにが起こったのか?

次回もお楽しみに〜^^/



認めたくないものだな・・・若さゆえのあやまちというものを・・・

カミエル復活しまスた^^ 5

カミエルのドーン・コーラスをお読みくださっているみなさま〜!


すっごいお久しぶりでございます。





なんだか、あの猛暑の真夏に書き込んで以来・・・





季節はすっかり「秋」(爆)






このブログはもしかして季刊なのか?


とか、


いつまで眠ってやがる!


とか、


そういえばバンド男って・・・(笑)


とか、


いろいろ、お便り(お叱り)をいただきました。



すいません〜!



ホントにブログ世界のカミエルはすっかり眠っておりました^^;



とにかくここ2〜3ヶ月は、リアルでのめまぐるしい環境変化や、


新しい出来事など、公私ともにとても多忙でして、


すっかり、このブログ「放置プレイ」状態・・・(爆)


それでも、ちょくちょく来てくださっていた方々には


本当に感謝の言葉もありません。




あ、それに今日、ボクの誕生日っていうこともあって、


これを機に、また、ぼちぼち書き始めようとかなーと思っています。



まずは、例の「そうじ力」で中断していた「バンド男」(笑)


これ、再開したいと思っています。


うーん、でも最終更新が、どんくらい前だったか、


自分でもよく思い出せない^^;



あ、そうそう、夏休みに入る前からのつづきでしたね。


けっこう、いろんな人から「バンド少年の話ってどうなったの?」


って、言われて、なんだか嬉しいやら、くすぐったいやら(笑)で、


「ああ、楽しみにしてくれている人がいたんだなぁ・・・」と、


一人でも読んでくれている人がいるなら、がんばって書こうかな。


なんて思って、とても勇気をいただきました。


本当にありがとうございます。




それでは、さっそく明日から「バンド男」復活します。


そういえば、季節も学園祭シーズンですもんね^^


どうぞこれからも


「カミエルのドーン・コーラス」


よろしくお願いいたします。



Camiel^^

3秒でしあわせになりたい人へ


みなさん!^^

暑中(あ、もう残暑だっけ?)お見舞い申し上げます〜!


毎日、暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

さすがにこの暑さでは、クーラーなしではやっていけませんよねー。

子供と外でキャッチボールでもしようものなら、もう10分も経たないうちに

汗だくだくです。;^^;

どうぞ、みなさまも体調をくずさぬようご注意くださいね!



さて、楽天の「カミエルのドーン・コーラス」

このブログを始めて、早10ヶ月の歳月が経とうとしています。

約2週間に一回という「激スロー」の更新状況であるにもかかわらず、^^;

おかげさまで、今月1万アクセスを超えることが出来ました。

みなさまのおかげでございます。

いつも、いつも、本当にありがとうございます。

さすがに、最近のアクセスは、ある方のメルマガでこのブログを

ご紹介してくださったこともあり、それから一気にドドドぉーーっ、

と増えたんですけどね。

これからも、新しい時代の夜明けを、みなさんと共に、楽しく共有することを

モットーに、いろんな文章を書いていきたいと思っていますので、

今後もどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m




さて、さて、

今日はですね、「3秒でしあわせになるための方法」

を、みなさんにお教えしたいと思います。


このブログのテーマである、ドーン・コーラス・・・

これは、「夜明けを告げ知らす、鳥たちのさえずり」

という意味なんですね。


夜明けというのは、新しい時代の始まりという意味でもあります。

そして、その新しい時代の始まりを告げ知らせている、そんなステキな

人たちのことを、もっともっと多くの人に知ってもらいたいという気持ちも

込めて、ボクは、このブログをドーン・コーラスと名付けました。


ボクは今、いろんなところで、いろんな人に出会ったり、話しをしたり、

ネット上でも地域を越えてたくさんの方とお友達になったりして、

様々な出会いと体験をできたことを本当に心から感謝をしています。


今日はその中でも、ボクにとって、忘れられない出会いとなった人の

お話をしたいと思います。



その人からボクは

「たった3秒でしあわせになる方法」を教えてもらいました。


みなさん、3秒でしあわせになれるなんて、本当だと思いますか?


『えぇー?3秒でしあわせになれたら苦労しないよぉ〜!』

ボクはそう思っていました。



その時、彼はこう言ったのです。


「3秒でしあわせになる方法、それはね・・・」


















「うん・・・」(ごくり)

































「あ、ちょっとまって、トイレに行ってくる・・・」


















「え?・・・あ、あの、ちょ、ちょっとぉー!」


彼は、いつもイイところでトイレに行ってしまいます^^;


「もう!5分以上経ったら、ウ○コだと思うからね〜!」


と、ボクは小学生みたいなことを言っていました。
























「やー、ごめんごめん、おかげでスッキリしたよ〜(・ー・)ノ」






















「どうでもいいから、はやく教えてくださいよ〜!

 3秒でしあわせになる方法!!」




















「あー、はいはい、3秒でしあわせになる方法ね。

 そんじゃ、いくよ!3秒でしあわせになる方法はね・・・」















































 >>>視点を変えること<<<



















 そして・・・



















 一瞬で視点を変えるための魔法のアイテムが































 >>> こ と ば <<<





















彼は言った。

「3秒でしあわせになる方法があるとすれば、

 それは【 言 葉 】だと思う。

 言葉によって【 視 点 】を変える・・・

 そして、しあわせは「なるもの」ではなく、

 「気づくもの」なんだ 」


















以前、何度かボクのブログにも登場してもらったその彼が・・・


この世で一番の奇跡

そうじ力誕生秘話(5)






そうです、


あの「天才コピーライター・ひすいこたろう」さんが、






いよいよ、


本を出します!




第7回ディスカヴァー MESSAGE BOOK大賞 特別賞受賞作
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タイトル 「3秒でハッピーになる 名言セラピー」 

著者:ひすいこたろう 出版社:ディスカヴァートゥエンティワン
=========================================================

8月9日(火)発売!!!

3秒でハッピーになる 名言セラピー
3秒でハッピーになる 名言セラピー


本は下記4部構成になっています。

●しあわせセラピー・・いますぐハッピーになれる視点。毎日がしあわせコース
●お仕事セラピー・・・働くのがグッと楽しくなる。ビジネスの達人コース
●お金セラピー・・・・お金に愛される人の考え方。億万長者コース
●恋愛セラピー・・・・モテる人になる。コミュニケーションの達人コース

人生の達人の名言に学ぶ

毎日ハッピーで、
   仕事もノリノリで、
      お金持ちになって、
         おまけにモテモテになる視点の持ち方。


 詳しくはこちらです^^



 ねー、どうですか?

 うーん、これだけで、もう欲しくなっちゃうでしょう?

 いやぁー、ボク的には、本当に今年一番の

 「大本命!」の登場です!

 ホント、枕元に置いて寝たいくらいの愛蔵版です。







彼とはじめて出会ったのも、ちょうど1年前の8月でした。

文章もステキですけど、実際の人物は、もっとステキな方ですよ〜^^

彼はこの一年間、ほぼ毎日のように、ブログ上で、名言セラピーを

書き続けました。



彼は、こんなことを言っています・・・


「実は、この10ヵ月ほとんど携帯の電源を切ってました。

 友人と遊ぶ時間があればできるだけ書こうと。

 おかげで電話料金はいつも基本料金だけ

 ツイてる!ツイてる(笑)


 仕事を終え家に帰っては名言を書き、タップの練習へ

 仕事を終え家に帰っては名言を書き、タップの練習へ

 休日はオール子育て、子育て。

 (ひすいこたろう、実はかわいい子供がいます。あと、

 かわいいとはいえないけど面白い奥様も(笑)
       ↑
     でも、心がかわいいかな。
           ↑
          ナイスフォロー(笑)  」



な〜んて、ちょっとおちゃめなひすいさん。

でも、人知れず地道に地道に努力をし続けた姿をボクは知っています。


そんな彼を、ボクは勝手に「心の友」と呼んでいます(笑)



そして、な、なんと・・・


このひすいさんの本の中に、

わたくしカミエルの話も載せていただいてます(笑)



そんな彼の汗と涙と情熱を込めた、渾身の一冊ですので、

ぜひ、みなさんにご紹介したいと思います。


そして、ぜひ9日の発売日にはamazonで!^^

これは、ホントーに、カミエル一押しの本です。



そして、

3秒で【視点を変えて】しあわせになってください。

いや、現に今、しあわせであることに気づいて下さい。


彼の愛情が、全編に満ちているこの本で、あなたと、

あなたの周りの人たちを「しあわせ」にしてあげてくださいね。





 「心の友」



 天才コピーライター・ひすいこたろう



 いよいよ、デビューです!




Camiel

そうじ力 誕生秘話(最終回)


 そして、新たなる旅立ち・・・




「舛田様、カミエル様。

 『そうじ力』の出版が決定しました!

 これから、一緒にがんばっていきましょうね!」



 Kさんからのメールだった・・・



「ひょえ〜〜〜!マジかよ〜!

 おーーい、舛田くーん、出版決まったってよぉー!」


ボクは、すぐに舛田くんに連絡をした。


「ううー、まだ信じられないよぉー!ホントなのかなぁ・・・」


舛田くんも、ちょっと舞い上がり気味にこたえた。



そんなこんなで、とりあえず、出版は決まったものの、

年が明けると共に、ボクも彼も、

なぜだか仕事が急激に忙しくなってしまったのです。


当初、ボクと舛田氏の共著という形で出版を考えていたので、

それぞれが、原稿を書きながら、付け合わせをして、検討し、

それをK編集に見てもらって、アドバイスをいただく、という感じで

作成作業は進んでいた。


Kさんのこの本にかける情熱は、

ある意味、ボクたち以上だったかも知れない。

書いているボクらもハッとするような、とても的確なアドバイスをしてくれ、

本物のプロの編集者の凄さと熱意を間近で感じさせてもらった。

これは、素人である自分たちにとって、たいへん貴重な経験となりました。


 Kさん、本当にありがとうございましたm(_ _)m



そんな感じで、書き進めていた頃、しだいに問題が起きてきたのです。

それは、どういうことかというと、2人で書いている以上、それぞれの考えや

主義、主張のようなものが、どうしても文章に入り込んでいくということです。


ボク自身も、そうじ力に関しての理念などは、ある程度理解していた

つもりでいたのだが、いかんせん、何十年も掃除を続けてきたわけではない。

どちらかというと、ボクは、文章を書く時、そうじ力の持っている実践的なところ

よりも、「成功哲学」「法則」「黄金律」といった、普遍的な思想の方に

無意識に重きをおいてしまっていた。


そして、文章も、「そうじ」という観点からしだいに離れて、

「普遍の法則に基づく成功理論」

「黄金律」

「自分らしい生き方とは?」

といった感じの文章になってしまっていたのです。


長年の間「掃除」の世界で生きてきた舛田くんとは、

どうしても微妙に観点が違ってしまうのです。


ちょうど、そのような時期に、

「本を書いてます」と、このブログにも書いたのですね。


実はあの時期は、けっこう2人とも苦しんでいた時期だったのです。^^;


そして、5月に入ってから、舛田くんが

「ぼく、ちょっと山ごもりしてくる・・・」

といって、自分の考えをまとめに旅に出かけました。


そして、3日後に帰ってきた時、彼の顔からは迷いは消えていて、

なにやら覚悟を決めたような精悍な顔つきになっていたのです。


そして、彼はボクにこう言ったのです。


「カミエルさん、カミエルさんには、この本を出版するにあたって、

 本当に素晴らしい活躍をしてもらったと思う。

 それに関しては、心から感謝してるし、この本をカミエルさんと

 一緒に作ったという思いは、今後も決して変わるものではない。


 でも、ぼくの中で、どうしても腑に落ちないところがあったんだ。

 なんていうのかな、ぼくはカミエルさんに少し頼りすぎていたと思うんだ。

 そして、この本を出すことによって生じる様々な責任を、カミエルさんと

 共著にすることによって、半減しようという卑怯な気持ちがあったの

 かもしれない。

 それは、自分自身が「世の中に出る」ということへの恐怖心。

 名前が世間に知れると面倒だとか、できれば責任を取りたくないという、

 ぼく自身の弱さにあったのかもしれない・・・。

 だからどこか、ぼくは、この考えをあまり広めたくないなぁと、心の奥底では

 思っていたんだとおもうんだ。

 でも、あれよあれよという間に話しが決まってしまって、同時に仕事も多忙に

 なったし、ぼく自身も考えをよく煮詰めている余裕がなかった。

 でもよく考えたら、この本は、今までそうじをずっと続けてきた自分自身の

 集大成でもあるし、そして、そこで発見した様々な方法や効果、実績に

 対して、また批判や中傷などに対しても、100%すべて自分で責任を

 とっていかなくちゃいけないと思ったんだ。


 だから、この本は、どうかぼくの名前で正々堂々と出させてほしい。


 ぼくはもう恐れない。これからはそうじ力の伝え手として、これを天命として

 生きていこうと思ってる。

 正々堂々と、世の中に対して、自分はそうじ力を通して、世界中をピカピカ

 に輝かせるんだということを、自分の使命として宣言したいんだ。


 そういう意味でも、この本はやはり自分が書かなくちゃいけないと思う。

 カミエルさんが書いてくれた原稿も、一度、自分の中に腑に落としてから、

 自分の言葉として書きたいと思うんだ・・・」



ボクは、彼の話を黙って聞いていた・・・



そう言われた瞬間は、ボク自身も、この本に対しての思い入れもあったし、

自分の名前が作家として世に出ることへの期待のようなものがあったので、

正直、とても残念な気持ちになったことは確かでした。


「そうなのか・・・」


そう言いながら、彼の顔をみつめると、

彼の、覚悟を決めた真剣な眼差し、使命を悟った力強い表情に

ボクは、彼の決断した「責任」の重みを実感した・・・


『そうか、舛田くんの言う通りかもしれないな、オレ自身、ここまでそうじ力に

 対しての使命と自覚をしているのかと問われたら、やはり自信がないし、

 また、自分の天命は「そうじ力」とは違うところにあるということは自分でも

 よくわかっている。

 自分は本を出すということだけで、少し有頂天になっていたのかもしれない。

 本を出すということは、そこに書かれている内容や、それによって派生する

 影響力の責任もまた同時に発生するということだ。

 そして、その責任は100%自分自身が受け止めなくてはいけないということ

 なんだ。

 もちろん、人間は完全ではないから、考え方や行動も、その時々によって

 変化をしていくということはあったとしても、その時点での考えや行動には、

 やはり責任が伴っていくということなんだ。』



彼の言葉を聞いて、ボク自身も、自分の天命について深く考えさせられた。



「舛田くん・・・わかったよ・・・


 君のその決意は本当にすごいことだと思うよ。

 友人として心から尊敬する。


 そうだよな、そうじ力の本当のカリスマは君なんだ。

 これを天命としてやっていくのは、やっぱり君なんだ。

 それを、これからもボクは心から応援していこうと思う。


 そして、ボク自身も、君のように天命をみつけて、

 いつの日か・・・

 ボク自身の考えで、

 ボク自身の言葉で、

 ボク自身の責任で、

 ボク自身の魂を込めて、

 本当に人々の心を潤すような、

 本当に人々に希望を与えるような、

 そんな『本』を出したいと思うよ・・・ 」




すると彼は言った。


「そうだよ、カミエルさんには、本当に素晴らしい才能がある。

 今回ボク自身もそうだったけど、カミエルさんには、

 その人のもっている『潜在能力』を引き出して、

 増幅させるような不思議なパワーをもっているよ。

 カミエルさんと話をしていると、なんだか、自分は

 なんでもできるような気がしてくるんだもん。

 それにずいぶん助けられて、ここまできたような気がする。

 その才能を、今度はもっともっと多くの人のために使ってほしい!

 きっと、カミエルさんを待っている人が、日本中に、いや世界中に

 たくさんいるはずだよ!」





・・・ボクはそれがたとえお世辞であっても、とても嬉しかった。




そうして、彼は、締め切りが間近に迫っていたその頃に、

ものすごい集中力で、原稿を書き始めたのだ。


ボクはもう、遠くでただ見守るしかなかった・・・



彼は毎朝、4時に起きて、原稿書きをしていたという。

そして、それをワープロに打ち込んだり、校正したり、アドバイスをして

彼を献身的に支えたのは、彼の奥さんである、あのRちゃんだ。


だからこの本は、

夫婦の愛によって出来上がったといってもいいと思う。



そして、彼は、とうとう完成させた。


詩を書くことは好きでも、あまり長い文章を書くことは苦手だった彼が、

一冊の本を書きあげたのだ。


そして、その本が今日、全国の書店の店頭に並んだ・・・


紀伊国屋新宿店、渋谷店では、無名の新人作家の著作にしては、

ありえない異例の店頭平積みをしてくれたそうだ。





彼は今、大きな翼をひろげて、世界へ飛び立とうとしている。


その姿を、ボクはずっと見守っていこうと思う。






そして、ボクは、ボク自身の「天命」をみつけるために、

そうじ力研究会を退くことにした。


ボクにしかできない、

ボクだけの「ミッション」を

この世で完成させるために・・・



ボクはまた、新たな道を歩きはじめようと思う。





(そうじ力 誕生秘話 完)

Camiel





 【お知らせ】

 今回話に登場した「そうじ力師匠・舛田光洋」の出版記念セミナーが

 7/30(土)に開催されます。

 いちおう、ボク、カミエルも参加する予定です〜(笑)^^



 詳細はこちら↓
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

このたびは、多くの人達の支えによって
「人生カンタンリセット・夢をかなえるそうじ力」を
総合法令社から発刊する運びとなりました。

これを記念し「セミナー&パーティー」を開催いたします。
セミナーでは、全く無名の私が出版するまでの裏話や、
今回特別に「秘儀お金がどんどん集まるそうじ力」を実践も
まじえてお伝えしたいと思います。

第2部パーティーでは「新たな出会いは富を呼ぶ」と題しまして、
立食形式の交流会を開きます。
一流シェフ今井氏の料理を楽しめるのも魅力です。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

             そうじ力研究会 会長 舛田光洋


日時:7月30日(土)
   15:00〜18:00(開場14:30)

会費:6,000円(セミナー、食事代込み)

会場:Cafe Juliet(ジュリエ)

   中央区銀座5−13−16東銀座三井ビル1F
   TEL 03−3543−3151
   都営地下鉄 東銀座駅4番出口 徒歩1分


申し込み方法:名前、住所、お電話番号を明記の上、
メールまたはFAXにてお申し込み下さい。

 アドレス メールはこちらまで
 FAX  03−3445−7378


◆感謝の気持を込めて参加者全員にプレゼント!

 のちのち必ずほしくなる

「ありがとう ぞうきん」プレゼント!

 六本木神秘のエステ
 「マザーハンドテクニック」より割引券をプレゼント!

 どうぞ、お楽しみに!

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って感じです、興味あるかたはぜひどうぞ!^^/


好評発売中です^^
人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」
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そうじ力 誕生秘話(5)


 そうじ力・・・出版前夜



あれは、昨年の夏のことだった、

ボクは、インターネットで見つけた、とある面白いメルマガを

読んでいて、そのメルマガの作者の人が東京でビジネス

セミナーを開くという情報を得た。


『面白そうだなぁ・・・

 でもなぁ、どんな人たちがくるんだろう?

 オレって、これでもけっこうシャイなんだよ(爆)

 あ、これがいわゆる「オフライン」ってヤツなのかな?』


ネットで知り合った人たちと、実際に会って話しをする・・・

ちょっと恥ずかしい気持ちと、ちょっとワクワクした感じが

一緒になったような感覚だった。


ボクの信条に「迷ったら、ワクワクする方を選べ」というのがあるので、

とにかく一度、参加してみることにした。


しかしながら、その日は、関東にも台風が接近してきていて、

かなり風と雨が激しく、外出にはけっこう大変な状況だった。


こういう状況になった時は、ついつい

「んげっ!なんだよ〜ツイてねぇ〜な〜!」

という感じに言ってしまいがちになるのですが、

厳しい状況であればあるほど、

歯を食いしばって、「うひょー!ツイてるぅ〜^^/」

と意識して言うことにしてるので、

「最近暑かったから、これで涼しくなるなぁー、ラッキー!」

といって、その日は出かけたのです。


そしてその会場に入った時、会場のホワイトボードにでっかく


「台 風 セ ミ ナ ー」


と書いてあった(笑)

いいなぁ、この感覚、いろんなことを楽しんじゃう感覚って好きだなぁ。


そして、そのセミナーが一通り終了すると、最後に心理劇という

一風変わった劇をやることになった。

その劇では、5,6人のグループをつくり、

「夢を持った人」を一人立てて、

あとのメンバーは、その人の「夢」を実現させるために、

自分の才能や強みを最大限に活かして、それをサポートする。

という、ユニークなシナリオだった。


そこで、なんとボクの語った夢が採用されることになり、

グループのみんなは、それぞれ本当に個性的で、

いろんな特技や才能をもっている人たちだったので、

短い時間に、すぐにシナリオが完成してしまった。


ボクはその時、そうじ力の素晴らしさを伝えるため、

「そうじには力があります。そうじによって街中をピカピカに

 したいです。そして、人々の心もピカピカにしたいです!」

と、自慢の大きな声(笑)で、多くの人の前で、

かなりテンパりながら、話しをさせてもらいました。


その時にびっくりしたのは、思いのほか「そうじ力」という考えを

理解してくださる人が多かったということです。


『いやぁー、勇気を持って一歩を踏み出すっていうのは

 とても大切なことなんだなぁー』

と、あらためて感じました。


そして、その年の10月に、ある転機が訪れました。

ボクはネットで、その日の2日後に横浜で開催される

「出版しようぜセミナー」というイベントがあるのを知ったのです。

それは出版社の編集者さんたちが多数来場して、新人作家を捜すという

企画で、本を出したいという人たちを募集をしているという情報でした。


「げっ!あと2日かぁー、うーん、ちょっと厳しいなぁ・・・」


はじめは、ちょっと時間的に余裕がなかったので、弱気になっていました。

なぜなら、出版企画書というものを作成しなければならなかったからです。

「出版企画書」ってなんやねん!そんなもん知らんぞー!

っていう状態だったので、あまり自信がなかったのが正直なところでした。


そして、その日、床に就くと、なんだか眠れないのです。


結局1時間くらい悶々と布団の中にいたのですが、その時、

「ん?これは、もしかして?作れ!ってことなのか?」

と、不思議に自分でもそう思うようになったのです。


それから、ガバっと布団から起き出して、ボクはなにかに取り憑かれた

かのように「出版企画書」というのを作り始めました。


正式な作り方など知りませんので、ネットでいろいろと調べて、

それまで、ボクがそうじ力の師匠、舛田氏や、ま〜ちゃん師範から聞いて

いた考えを、なんとか数ページの企画書としてまとめ上げました。

なんと、たった一日で、というか3時間で出来てしまったのです。


「ひえー、マジかよー!オレって、もしかして天才?(爆)」

な〜んて、調子よく自分で自分を褒めてしまいました。^^


そしてそれを、舛田師匠とま〜ちゃん師範に渡して、

2人にこのセミナーに参加してもらうように頼みました。

後で話しを聞くと、かなり感心をもってくれ、熱心にアドバイスを

してくれた編集者の方がいらしたということで、「そうじ力」への

反応はまずまずの感触を得たのでした。


そして、当の本人はというと、その翌日に、あるカリスマ起業家の

セミナーが東京であったので、そちらのほうに参加したのです。


実は、このセミナーで知り合った方の一人が、

熱いハートをもった炎のロックドラマー、「くつみぃ〜」さんなのです!

カッコイイくつみぃ〜兄貴のブログはこちらです↓

ロックドラムなのだ!



このセミナーも本当に素晴らしい内容で、とても有意義な講義を聞かせて

もらい、当初は2次会に参加するつもりはなかったのですが、こりゃ、ぜひ

2次会にもいきたいなーと、その場で2次会の参加を申し込んで、会場の

居酒屋へと移動しました。



ここで、ボクは、また不思議な出会いを経験するのです・・・



たまたま、その居酒屋で隣に座った男性に、声をかけられました。


「あれー?あなた・・・

 以前、夏のビジネスセミナーで、みんなの前で夢語ってましたよね?」


その人は、とてもステキな笑顔で、ボクに語りかけてくれた。

ちょっと緊張していたボクは、その人が親しげに話をしてくれた

おかげで、とてもホッとした気持ちになったのだ。


「あー、あの時のセミナーに、あなたもいらしてたんですか?」


「ええ、そうなんですよ。あの台風セミナーね^^;

 そうそう、憶えていますよ!

 『ディズニーランドのカストーディアルの話しや、

 街中をピカピカに、人の心もピカピカにしたい』

 って言っていた人ですよねぇ。

 あれ、とても印象に残っていたんで、すぐわかりましたよ」


「ええー、そうなんですか?ありがとうございます。

 憶えていてくださって、とても嬉しいです!」


ボクは、なんだか無性に嬉しくなった。

ある意味、2ヶ月も前に、他の人が話したようなことを、

ここまで憶えていてくれるような人がいるということが、

素直な驚きと、感動をボクに与えてくれたのでした。


そしてその人は、ボクに禁断の言葉を言ってしまった(笑)


「あの話、よかったなぁー!

 ボクもね、実は「そうじ」ってすごいと思っているんですよ。

 今、いろんな人が、そうじの大切さを言うようになってるよね。

 よければ、もうちょっと詳しい話しを聞かせてくれませんか?」


・・・いやね、ハッキリ言って、この人の質問力がすごかったんですよ。


とにかく、ボクが気持ちよく話せるように、いろんな質問をしてくれるので、

すぐ調子に乗るボクは、嬉しくて夢中で話しをはじめたのです。


あとで知ったのですが、この人は、ある有名な心理学者の先生に

学んでいる「天才・コピーライター」だったのです。


この人のメルマガはこちらです^^↓

人生は3秒で変わる。天才コピーライターが唸った名言

(最高に面白くてタメになる名言満載のメルマガです。さすがは言葉の使い手)


彼の聴き方がとても上手だったので、

ボクはついついテンション高く話をしてしまいました。



「うーん、その話、ぜひ本にして出版して欲しいなぁ・・・」


「ええ、実はそれも考えていて、昨日の出版セミナーに仲間が

 参加したんですよ。

 けっこう興味を持ってくれたみたいだったんですけど、実際に

 出版という話しはやっぱりなかったようです・・・」


「へー、それじゃ、本を出す気はあるんだね?」


「はい、そりゃぁ、もう!」


「じゃあ、その出版企画書ってやつ、ちょっとぼくにも見せてくれる?」


「ええ、もちろん、ぜひ見てください。メールで送りますね!」


そうこうしているうち、気が付いたら、あっという間に

時間が経ってしまっていた。


結局、居酒屋での2時間、ボクはその話しで彼を独占してしまった。

ああ、すいませんでしたぁ。 もっといろんな人と話ができたのに・・・^^;













それから、わずか2日後のことだった。


突然、彼からメールが入った・・・














「カミエルさん!

 たまたま知り合いの出版社の人に話したら

 面白いから、ぜひ会いたいって言ってるけど、

 どうする?」















「は?」














「先方が企画書を送って欲しいって言ってるから

 送っちゃっていいよね?」














「へ?」














「なんでも、ちょうど、編集にいる女性の人が、

 そうじと自己啓発を合わせたような本を書ける人を

 探していたんだってさ!

 すんごいシンクロじゃない?これって!」














「し、シンクロ・・・って・・・あなた・・・」














「まあ、そんな感じで、企画書送っておくからね。

 あとで連絡来ると思うから、楽しみに待っててね〜」














「ちょ、ちょっと、どうなっちゃってるんですかー?

 ほんとに来ちゃったじゃないですか!

 まだあれから2日しか経っていないんですよ。

 あなたって、一体何者なんですかー?」














「ふふふ・・・、ぼくは天才コピーライターだよ〜ん^^v」














「マジすか?・・・」















そして、舛田とボクは、総合法令出版で、そうじの本の企画を

ずっと温めてきたというK編集者さんのもとを訪れたのでした。

そして、わけがわからないまま必死で作った、とても稚拙な

「プロット」を見てもらいました。














「おもしろいですね!ぜひとも私としては、これを出す方向で、

 上司に押していきたいと思います!」

Kさんは、「そうじ力」の考えをとても深く理解してくれたのです。














これは、まさに「運命の出会い」といってもいいのではないでしょうか?















そして、その年の12月、一通のメールが届いた・・・















「舛田様、カミエル様。

 『そうじ力』の出版が決まりました!

 一緒にがんばっていきましょうね!」




 Kさんからのメールだった・・・



(つづく・・・)




怒濤の日刊、ちと遅れたっす^^;

あれー、最終回がちょっとのびちゃった〜。

じ、次回・・・最終回・・・なのか?


いよいよ、明日7/25(月)全国書店で発売です!

amazonでも販売していま〜す↓
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そうじ力 誕生秘話(4)


 (つづきです・・・)




彼らがとても意識しているもの・・・

それは「清掃の技術」+「心の力」「イメージの力」というものだ。

そして、心に描いた繁栄のイメージを「ありがとう」という言葉と共に、

その「空間」に、まさにしっかりと刷り込んでいく・・・



すると、そこに、




「天使が舞い降りる・・・」




そして、その会社は、その後かなりの確立で業績を上げるという・・・





驚きである・・・






彼らはいう。


「でもね、本当に一番イイ思いをしているのは、

 実はそうじをしている本人たちなんだよね。

 だってさ、やってるうちに感謝の思いが湧き上がってきちゃって、

 しらないうちに涙がでてくるんだよ。」


実際に、その日アルバイトで参加した女性なども、そのことを素直に

実践していくと、そうじをしながら

「なんだか胸が一杯になっちゃって・・・」

と、涙を流しはじめるそうだ・・・

なかには、そうじをしているうちに、自分の両親の姿が思い浮かんできて、

今まで、さんざん心配をかけてきた事を反省し、仕事が終ってすぐに

ふるさとの両親に「今まで本当にありがとう・・・」と

泣きながら電話をしたりする人もいたそうだ。




驚きである・・・




「はぁー、そりゃすごいや!

 へたなカウンセラーより、よっぽど効果があるんじゃないの?

 それはまさに、そうじにはものすごい力があるってことじゃない!

 ほんとにそんなことがあるもんなのかなぁ・・・」


すると、舛田くんはこういったのだ。


「うん、それを最近ぼくらは『そうじ力』と名前をつけたんだ」


「『そうじ力』かぁ・・・なるほど、本当にそうじには”力”があるんだね!」


「うん、それを確信している人が掃除をすると、本当に奇跡のような

 ことが起き始めるんだ」


「ふえー、すんごいなー、それ。

 オレも、ちょっと掃除やってみようかな!

 なになに?「ありがとう」と言いながら、掃除をするの?」


「うん、いろいろやった結果、『ありがとう』という感謝の言葉が、

 一番効果があることに気づいたんだよ」


「いやー、すっげーな『ありがとう』って言葉!

 こりゃー使わない手はないよな!」



ボクはマジで感動していた。



そしてその時、彼はボクに相談をもちかけた。


「カミエルさんさ、あなたのそのなんともいえない不思議なキャラというか、

 まるで宇宙人のような、ヘンテコな発想力、奇抜なアイデア、強烈な個性(笑)

 なかなかぼくの周りでも、そういう人がいないくらい面白い人だよね」


「ほえ?それっていちおう褒め言葉?!だよね^^;」


「ははは・・・そうそう、褒めてるんだよ。

 それで、もし良かったら、その力をぼくらに貸してくれないかな?」


「へ?・・・ってか、オレ、掃除なんてできないよ!

 てか、掃除苦手だし^^;

 オレなんか、ぶっちゃけあんまり役に立たないよ!」


「ははは・・・、大丈夫だよ、

 べつにカミエルさんには掃除をしてもらいたいわけじゃなくて、

 『そうじ力』が本当に効果があって、しっかりと実証と実績があるんだ

 ということを、これから先、多くの人に知ってもらいたいと思っているから、

 そのための戦略的コンサルタントをして欲しいんだ。

 また、広報部長、宣伝部長的な役割もしてもらいたいんだよ」


「マジでぇー?うーーん・・・

 いやぁ、なーんか、面白そうだけどさぁ・・・

 うー、てか、なんかワクワクしてきたぁ(アホ)・・・

 くぅーー、オレさぁ、こういう面白そうなの我慢できないんだよなぁー。

 あ、でも掃除が嫌いなオレなんかが参加しちゃっていいのかなぁ?」


「だから、カミエルさんにも『そうじ力』を試してもらいたいんだよ。

 自分で実際にやってみて、実感として掴んでもらった方が

 早いからね」


そして、ぼく自身も、彼らから「そうじ力」を教えてもらい、

実際に自分で試してみたのでした・・・


『おいおい、ちょっとまて!

 この環境整備の力っていうのは、マジですごいことなんじゃないか?』

(この間の詳しいことは、またいずれ書こうと思います)


ボクがそうじ力実感をしていたそんな頃。


彼らは、そうじ力の効果を実際に検証するために、知り合いの企業や家庭、

クライアント先などの清掃の際に、綿密なデータを取り始めた。


ある意味、


「目に見えない空間までをキレイにする」


とか、


「天使が舞い降りる空間」


なーんていうのは、

ぶっちゃけ怪しい以外のなにものでもない(笑)^^;


そこで、少しでも科学的なデータを取りたいと、

あらゆる方法を使って検証をしていったのだ。


企業に入った場合は、その後の会社の業績や伸び率。

家庭に入った場合は、その後の家族の幸福度、夫婦の調和、

お子さんの状態など。

個人の場合は、その人の心境の変化や、生活の変化など・・・


様々な角度から調べを重ねていったのだ。



そして、その頃、この清掃会社は、とてつもなく面白いアイデアを

考えついたのだ。


これは、ニューヨークの落書き消しの効果にヒントを得た、

まさに画期的なアイデア。

それは、今までの「清掃業」というもののイメージを一変させる程の

面白い発想だった^^

(あ、いちおう企業秘密みたいなので、詳しいことはここでは伏せます)



これを実際にMさんがカッコよくやっている姿を見て、



ボクは、その時、思わずこう唸った!





「そうじは、エンターティメントだ!」




ふたたび、そうじ力師範

Mさんこと、「ま〜ちゃん師範」のブログはこちらです↓

そうじ力道場 まーちゃん師範の私生活




そしてボクは、この考えを「商材」としてなんとか商品化できないものかと

いろいろと検討し、彼らの考えを「小冊子」のような形で纏めたら

いいのではないかと考えた。

本当はキチンと「本」という形で出版できればいいのだが、まだ無名で

確かな実績もなかったので、やはり、それはかなりハードルが高そうな

感じがしていた。




「いや、でも、ここで限定をかけちゃぁいけないよな。

 念いとしては、最終的に本として出版までいきたいもんな!」




その後、ボクは自分が実感したことも含め、彼らのやっていることを

機会があるごとに、いろんな人に話していったのだ。









 『念いは実現する』











使い古された言葉だが、

ボクは、このあと、この言葉の意味を知ることになる

ある運命の出来事と遭遇することになるのだ・・・



(つづく・・・)





 すっげー、日刊!やればできるじゃん!>オレ ありがとう


 次回、そうじ力 誕生秘話 最終回!


 お楽しみに〜!^^/


そうじ力 誕生秘話(3)

 
 再会・・・そして、そうじ力誕生



ボクが関東にやってきて、2年くらい経ったある時、

仕事でたまたま、またまた北海道(笑)に出張した時のことだった。



『あ、そういえば、舛田くんってどうしてんのかな?』



そう思ったボクは、ちょうど札幌の近くに来ていたので、

ちょっとでも会えるかなぁーと思って、久々に彼の携帯に電話した。


「あ、もしもし、カミエルさん?着信みてびっくりしちゃったよー」


久々に聞く、彼の声だ。


「おおー、久しぶりぃー、元気だったー?

 あのさぁ、オレ、今、北海道に来てるんだけど、

 札幌まで出れるから、ちょっと会えないかなー、

 と思ってさー」


「えぇーー?カミエルさん、今北海道にいるのー?」


「うん、そう、仕事でね」


「ははは・・・ぼくは今、東京にいるんだよぉー!」


「な、なにぃー!

 な、なんでまた、そっちにいるの?」


「いやぁー、ずっと前に話したと思うけど、

 昔、一緒に掃除の仕事をやっていた仲間のところで

 今、一緒にやり始めたところなんだよー」


「マジでー?

 なーんだよ、オレが北海道にいて、君が東京にいるなんて、

 なんだか、変な感じだなぁー」


なんと、彼はすでに東京にいて、

昔の仲間と掃除会社をはじめていたのだ。


「そっちにいるなら、一声かけてくれればいいのに!」


「いやぁ、ぼくは今、家族を北海道に残したまま、

 半ば単身赴任のような感じで来てるから、

 少し落ち着いたら連絡しようと思ってたんだ」



奇妙な展開に嬉しい驚きをおぼえつつ、

再び東京でがんばっている彼の姿が思い浮かんだ。


そして、近いうちにまた会おうという話しになった。












「うひょー^^ 久々だねー!」


「今日はカミエルさんに、ぼくの仲間を紹介したいんだ」


そういって、彼は一人の人を一緒に連れてきた。


「うちの社長、掃除のプロフェッショナル、Mさんです。

 みんなからは師範と呼ばれています」


「あ、どうもはじめまして、Mです、よろしく」


「こちらこそ、よろしくです^^」


このMさんという人は、「師範」というだけあって、

非常にストイックに己の道を探求するという

「サムライ」を感じさせる雰囲気を持っていた。

現に彼は、武術や剣などがとても好きなのだそうだ。

だから、この人が掃除をする姿は、まるで剣士が

華麗な舞をするがごとく、非常に美しいのだ。


本当に冴えわたる技術は、常に「美しさ」と共にある。


これは、ドラムや芸事などに限らず、すべてのものに

当てはまるんですね。^^


あ、ちなみにそうじ力師範

Mさんこと、「ま〜ちゃん師範」のブログはこちらです↓

そうじ力道場 まーちゃん師範の私生活




3人は、とりとめのない話しをした後、彼とMさんが

自分たちの会社のことや、今やっている掃除のやり方や

方法などを、詳しくボクに教えてくれた。





彼らの掃除のやり方を聞いて、ボクは驚いた・・・





プロの掃除屋として、家や会社などを徹底的にキレイにするのは

もちろん当たり前のことで、物理的なキレイさ、というのも決して

妥協することなく、追求している。

常に最新の清掃方法、清掃技術を定期的に情報収集して

積極的に取り入れていた。


そして、他の清掃会社には、おそらく決してないであろうと思われる、

彼ら独自の理念と、環境整備に対する視点、さらには自分たちの

心の心境までをチェックしながら、お客さんのところで仕事をしている

というのだ。




「おもしろいことやってるねー!」

ボクは、興味津々で彼らのやり方を聞いた。




まず、彼らは、会社の事務所などを清掃する仕事の依頼を受けると、

清掃をはじめる前に、

「この会社が、ますます発展して、繁栄して、世の中の多くの人を

 潤していくような会社となるように・・・」といって、

スタッフ全員で、その場で輪になって、イメージをつくるんだ。

そして、その会社の経営者、社員の方々が笑顔で生き生き

仕事をしているシーンを思い浮かべる。

その事務所全体が、まるで光に包まれたような、光り輝くイメージを

心の中に描くのだそうだ。


そのイメージを全員で共有できるまで、

何度も腑に落とすことに結構な時間を使うらしい。


でも、なにかと時間に追われる清掃業では、

そんなことをしているヒマは本当はないはず。


それでも、彼らは、これの意味を知っているから、時間をかける。

実は、スタッフ全員で念いを固めてから、清掃にかかると、

かえってみんなの集中力が増して、早い時間で終わるのだそうだ。


時間がもったいないからといって、それをやらないで掃除した時よりも、

それをやってから作業に取りかかった時では、結果的に出来上がる

イメージをはじめにつかんだ後者のやり方の方が、キレイに仕上がるし、

時間も短縮されるというのだ!




驚きである・・・




そして、究極は、スタッフ全員で、

「ありがとうございます」という言葉と思いを発しながら、

心を込めてその場を磨きあげる作業をしていくというのだ。



そうすると、本当に、物理的にもその空間はキレイになるのだけど、

それ以上に、目には見えないけど、その「空間」そのものが、

明らかに光り輝いているような雰囲気が醸し出されるのだそうだ。



彼らがとても意識しているもの・・・

それは「清掃の技術」+「心の力」「イメージの力」というものだ。

そして、心に描いた繁栄のイメージを「ありがとう」という言葉と共に、

その「空間」に、まさにしっかりと刷り込んでいく・・・

















すると、そこに、























「天使が舞い降りる・・・」
















そして、その会社は、

その後かなりの確立で業績を上げるという・・・




驚きである・・・





(つづく・・・)




 今日は初めての一日2回投稿だぁー、続きはすぐあと!^^

そうじ力 誕生秘話(2)

 
 北の国から・・・新たな出発編




ボクたち家族が北海道へ移住してから、

まるまる半年の月日が経った頃・・・


北の国に、ようやく遅い春がやってきた。


北海道で迎える春というのは、

なんだか無性にウキウキした気持ちになるんです。

車に乗っていても、あのツルツルすべる道路から解放され、

ブレーキを思いっきり、ぎゅーーーっと踏めるあの快感!(笑)


札幌でも、あちこちにライラックの花が咲き始めます・・・


そんな爽やかな季節を迎えたある日・・・

例のロイヤル○ストに、ボクは急に彼に呼び出されたのだ。



彼とは、そう、あの「舛田光洋」くんのことだ・・・



ボクは予定より少し遅れて、レストランに入っていった・・・


「ごめん、ごめん、遅くなって。

 元気だった〜!

 どうしたの今日は急に?」


彼のとなりには、ボクもよく知っている女性、Rちゃんが座っていて、

向かいには、これまた親しい友人のYさんが座っていた。





ボクが席に着くと、彼はあらたまった感じでこう言った。





「カミエルさん、実はね・・・


 ぼくたち、結婚することにしたんだ・・・」




「へ?」




突然の出来事に、

ボクはしばらく彼とRちゃんの顔を交互に見返した。


「い、いま、なんと?」



「ははは・・・、だからボクたち、結婚することにしたんだよ!」



「うぐわぁー!ま、マジで、デジマ、マジ、デジマ!」



「もう、なーにワケわからないこといってるのよぉー、

 カミエルさん!」


隣に座っているRちゃんが、笑いながら言った。



いや、実はすいぶん以前から、彼らがイイ感じの

関係になっていることはボクも知っていた。


しかし、まさか、こんなに早く結婚話が聞けるとは夢にも

思っていなかったので、ボクは嬉しくて、ついつい声が

大きくなった。


「だぁ〜、い、いつ?いつけっこんするんだよぉ〜!」


「しーっ、声が大きいよ、カミエルさん!」


ボクは隣に座っていた、友人Yさんにたしなめられた。


でも、それくらい、なんだか、とても嬉しかったのだ。


そして、ボクは彼らに頼まれ、

結婚披露宴の発起人をすることになったのだ。


そして、披露宴の席では、調子こいて歌まで歌ってしまった^^


北海道に来て以来、ある意味唯一といっていい、

心の友である彼の第2の人生への旅立ちを、

自分としては本当に心から祝ってあげたいと思った。



彼のパートナーとなる、Rちゃんという女性は、

これまた、綺麗で、優秀で、とてもしっかりしている女性なのだ!

彼には、本当にもってこいの素晴らしいパートナーだなぁと思った。



そして、彼ら二人は、多くの人たちの祝福のもと、めでたく結婚し、

その後、彼本人も、キチンと再就職をしたのでした。


そうです、やっぱり清掃会社です^^


大いなる支えであるRちゃんというパートナーを得た彼は、

その会社でも、順当に出世し、すぐに社長の右腕として

責任ある立場にまで昇格した。


そして、一年後には、2人の愛の結晶である、可愛い女の子も

誕生し、本当に彼は幸せそうだった。


てか、ある意味ヤバイくらい娘さんを可愛がっている(笑)


そんな感じで、彼が仕事と家庭をもったことにより、

ボクたちは、それまでのように頻繁に会うことはなくなり、

それぞれが、毎日のやるべき事に追われる日々となっていった。


そんな中、その頃のボクはといえば、

やはりドラムとバンドがやりたくなって、^^;

札幌で活動中のアマチュアバンドの「ドラム募集」広告をネットで見つけ、

彼らと一緒に、札幌で月に一回程度のライブをおこなっていた。

ジャンルは女性ボーカルのポップスバンドだったのですが、

やっぱりライブの前のあの独特の緊張感と興奮は、

本当に何度味わってもいいものです。^^


そんな、ひとときの楽しみもありながら、ボクの北海道での生活は

日々淡々と過ぎていった。





そして、それから一年くらいの月日が経った頃・・・

転機はまず、ボクのほうに訪れた。






ボクは、電話で彼に言った。


「オレさぁ、今度、また東京に帰ることになったんだ。

 今まで、どうもありがとう・・・」


「ええー?そうなの?

 そうかぁ、じゃあ、北海道を旅発つ前に、

 一度二人でどこかに行きたいね〜」



そして、北海道最後の思い出にと、2人は久々に

遠出のドライブに行くことになった。


場所は、洞爺湖。

北海道でも、けっこう大きな部類に入る湖で、

半年くらい前に、すぐ近くの昭和新山の側面が

大規模な噴火をしたばかりで、

まだ、その傷跡が生々しく残っている状態だった。


でも、面白そうだったので、すぐ近くに噴煙があがっている

立ち入り禁止区域を越えて、

「どれだけ近づけるか!根性みせろ!ゲーム」

というバカなことを2人でやっていて、

警察に怒られた(笑)


ホント、こんなヤツらです・・・^^;



しばらくゆっくり話しも出来なかった2人は、

道中いろんな事を話した。


「カミエルさんも、いよいよ向こうに行っちゃうんだね〜」


「うん、オレさ、北海道では、本当の意味で心がゆるせる友人は

 舛田くんくらいだったかもなぁ・・・ホントありがとね・・・

 こんな変なヤツと、友達になってくれて・・・」


「ははは・・・変なのはお互い様だよ(笑)」


「あ、そうだ、舛田くんさ、君もいつか東京に来たらいいじゃん!

 そうだよ〜、そうしようよ!そしたら面白いじゃん!」


と、ボクは子供みたいなめっちゃ勝手なことを言っていた。


すると、彼は


「うーん・・・、これはまだ全然わからないけど、

 かつて、東京で掃除を一緒にやっていた人がいて、

 彼がぼくに、また一緒にやらないか?って声をかけてくれているんだ。

 ただ、まだ子供も小さいし、北海道はやっぱり大好きなところだから、

 もし、行くにしても、まだまだ先の話しになると思う・・・」


「ふーん、そっかー。

 そんじゃ、あながちありえない話しじゃないんだね?」


「いや、まだ当分それは考えていないんだ。

 今は、とにかく愛するRちゃんと、可愛い子供の事を

 一生懸命考えたいんだ・・・」


彼をみていると、本当に健気なくらい、新しい家庭の幸せと安らぎを

とても大切にしているのがよくわかった。






「まあ、でもまたきっと会えるよね!」


「うん、なんだか、これで終わりそうな感じがしないしね・・・」







そうして、








ボクの3年間の北海道生活は幕を閉じた・・・










「バイバーーーーイ、北海道ぉーーー!」










ボクたち家族を乗せたフェリーが、小樽港を離れていく・・・










しだいに遠くなっていく、北海道の大地を、











ボクはしばらくの間、












デッキの上で、ボーっと眺めていた・・・



(つづく・・・)







次回

「再会・・・そして、そうじ力誕生」編です。

お楽しみに〜^^/




本日の日本経済新聞、チェックしてくださいましたか?^^

7/25(月)全国書店で発売

amazonでも予約販売していま〜す↓

人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」
人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」

そうじ力 誕生秘話(1)

 北の国から・・・出会い編




以前ボクは、音楽の仕事もなかなかうまくいかず、

とても不安定な収入の中、

アルバイトで様々な職業を転々としながら、

四苦八苦していた時期がありました。



そんな折り、数年前から北海道で父親がある事業をはじめていて、

なにか閉塞感のようなものを感じでいたボクは、思い切って

父親に相談し、北海道での事業を手伝うことにしたのです。

ちょっとばかしパソコンに詳しかったボクは、はじめは社内のIT化を

進めるための、契約社員のような形で雇われました。



その時は、なにか都会での喧噪や人間関係のようなものを

一度、リセットしたいな、という気持ちがとても強かったと思います。



そして、ボクは約3年間のあいだ、家族を連れて北海道の札幌に

移り住むことになりました。


何度か、観光やツアーで行ったことのある北海道でしたが、

実際に住んでみると、やはりその自然の壮大さに圧倒されました。

住んでいたのは、札幌市でも街中のほうではなく、

割と郊外に近い地域でしたので、

ちょっと足を伸ばせば、

そのまんま万年アウトドアライフが楽しめるような、

とても環境の良い場所でした。


ただ、初めての冬の、あの「大雪」には、ホントにビックリしたというか、

やられたぁーというか、マジすかぁーというか・・・(笑)


いやぁー、とにかくすんごいんですよ! 

雪が!雪が!雪がぁー!


だってね、降る時なんかは、一晩でその辺に止めてある車が

見えなくなっちゃうんですよ。

あれー?こんなとこに山があったっけなーってな感じですわ。


そんでね、道路なんてカッチカッチに凍り付いちゃってね。

通りの信号がそっくりそのまんまキレーに下に映りこむくらい

ピカピカの鏡のようにツルツルになってるんですから。
(ミラーバーンというらしい)


車だってね、いくらスタッドレスタイヤとはいえ、

こんなところ、絶対止まりませんって!(笑)


そんで、そんな道路をね、軽自動車に乗ったおばさんが、

グワ〜〜〜〜ん、キュキュ〜〜と、カウンター当てて、

コーナー曲がっていくんですよ!


はい、そりゃもう、おもいっきり「イニシャルD」の世界ですわ。

雪国では、軽自動車に乗ったおばさんが「ドリキン&最速」です(笑)

まちがいない!


はじめての年は、もの珍しくて「雪祭り」とかにも行ったんですけど、

けっこう着込んでいったつもりだったんですが、甘かった・・・

もう寒くて寒くて、外に10分もいれないの!

家族みんなで「どわぁぁーー、さむーーー!」と言って

すぐに車に帰ってきちゃいました^^;

そんで、結局車の中で雪祭りを楽しみました。(笑)


ずっと関東で育ったボクには、やっぱりこの雪と寒さの洗礼は

いろんな意味で「衝撃的」でした。

一晩で、平気で1mくらい積もっちゃうんですから、

冬は雪かきが、もう毎日の日課ですよ。

だって、雪をかかないと、車が車庫から出せないんですもん。


まあ、とにかく、やることなすことがはじめての事ばかり、

でもね、こんな厳しい冬を通り越すとねぇー、

春から夏、そして秋にかけての北海道は、めっちゃ最高なんですよ!

食べ物は美味いし、安いし、デカいし(笑)


あのですね、北海道では一皿100円とか200円の回転寿司がね、

東京で言えば、たぶん築地の有名寿司店に匹敵するほどの

美味しさと、ネタの大きさなんですから!

(たぶんっていうのは、行ったことないし・・・(爆))


それこそ、ヒマさえあれば、そして内地(本州ね)から友人が

遊びに来れば、た〜くさんいろんなところに行きました^^



そんな北海道ライフをおくっていたボクですが、

ボクたち家族が北海道に行ってから間もなくして、



そうです。

ある運命の出会いが訪れるのでした・・・





それは、山々の緑が急激に濃く、深く、染まっていく、

そしてそれは、もう、すぐそこまで冬が近づいている証・・・


そんな、北国のせわしない秋の季節を迎えた頃でした。



「ぼくさぁ、今な〜にも仕事してないんだよね。
 
 いわゆる無職ってヤツなんだよね、へへへ・・・」


白髪まじりの頭のその男は、突然そう語った。


「ぼく、ちょっと前まで東京にいたんだけど、

 色々あって離婚しちゃってね、

 今は、心も体も、すべてを癒したくて、こっちに帰ってきたんだ。

 それで今は、仕事もせずに、毎日詩とクラッシック音楽三昧なんだ。

 へへへ、ちょっとおかしいでしょ?ぼくって・・・」


そんなことを、初対面の自分にサラっと言ってのけるその男に、

ボクはある種の興味と好奇心を覚えた。


ぶっちゃけボクも、浮き沈みのある人生なら自分でも

ちょっと(いやかなり)自信があった(笑)ので、

その男の言ってることは、さほど奇妙には映らなかったのです。

それに、ある種の「同じ臭い(笑)」みたいなものも

敏感に感じとっていたのでした・・・


「ふーん、そうなんだぁ、そんで、君はどんな詩を書いてるの?」


彼は、ちょっと照れながら、自分の詩集ノートをみせてくれた。


「へ〜、なかなか、いい感性をしてるよね。

 これって、こっちに帰ってきて書いたの?」


「うん、そうなんだ、

 こっちにいると詩がたくさん浮かんでくるんだよねぇ」



よく見ると、その詩集には、所々に漢字の誤字があり、

そして、それを赤ペンで修正している箇所があった・・・

『これ、なんだろう?』

と、思いながらも、あんまり突っ込んでもマズイかなぁと思って

その時は黙っていた(笑)

後々、この修正の意味を、ボクも知ることになるのですが・・・



「そっかー、あ、ボクはね、音楽をずっとやってきたんだ、

 クラッシックではないけどね・・・

 ドラム、太鼓のドラムね、一応これでもプロとしてやっていたんだよ」


「えぇ!そうなの?すごい!

 なに?プロとしてやっていたの?それはすごいなぁ・・・

 ぼくもねぇ、実は高校時代からパンクバンドやっていたんだよ!

 それで、東京に行って有名になってやる!ビッグになってやる!

 って意気込んで東京に乗り込んでいったんだ。

 ははは・・・面白いねぇ・・・」


「マジで!そうなのかぁ・・・

 でも、パンクやってたようには見えないけどなぁ。

 そっかー、んじゃ昔はかなり派手にやってたってことだねぇ」


「うん、今じゃ、そんな風には見られないけどね。

 今考えると、かなりめちゃくちゃやってたよねぇ・・・ははは・・・」


そんな風に、初対面から妙な盛り上がりをみせた2人だったのですが、

これを機会に、ボクと彼は、なぜか定期的に会うようになり、

お互いに将来の夢や理想について熱く語り合うようになった。


毎回、お決まりの「ロイヤル○スト」で、ついつい話しが盛り上がると

いつもいつも、朝方まで話し込んでしまっていました。

たま〜に、ここにいろんな友人が加わることがあり、

みんなで楽しく話しに花が咲くと、

しだいに夜も遅くなるにつれ、一人帰り、二人帰り・・・

最後は、いつもボクら2人だけになったのです。

(そりゃそうだ、つきあってられないもんね)

これをいつしか2人は「今日も朝まで生ロイホ!」と呼ぶようになった。





そう、そんな男。

まだ若いクセに白髪まじりの、緑の縁のメガネをかけた男。














そんな男が、
















今回、














なんと、
















本を出した。















彼は、自分自身の天命と出会い、
















使命を知り、















そして、夢をかなえた・・・
















それが・・・















これです↓

夢をかなえるそうじ力







北海道では、彼もボクも、



夢や理想ばかりが大きすぎて、



ちっとも現実感が伴わない、



周りから見たら、単なるおめでたい「夢想家」だった。



「そんな、夢みたいなことばかり言ってないで

 少しは現実的に仕事したら?」



と、彼は妹に突っ込まれていた(笑)



そうなのだ、彼は北海道では「妹」さんのところへ居候していたのだ。(爆)



それを横で聞いていて、



『やべぇ、オレも似たようなもんじゃん!』
(ボクも父親の家に居候していた(爆))



って、思っていたが・・・



知らんぷりをした・・・(ごめん!)









そして、それから半年くらいが過ぎ、

北海道に、ようやく遅い春がやってきた。



そんな爽やかな季節を迎えたある日・・・

例のロイヤル○ストに、ボクは急に彼に呼び出されたのだ。



ボクは予定より少し遅れて、レストランに入っていった・・・


「ごめん、ごめん、遅くなって。

 元気だった〜!

 どうしたの今日は急に?」


彼のとなりには、ボクもよく知っている女性、Rちゃんが座っていて、

向かいには、これまた親しい友人のYさんが座っていた。


『なんだ、なんだ、この雰囲気は・・・』



ボクが席に着くと、彼はあらたまった感じでこう言った。




「カミエルさん、実はね・・・













 ぼくたち、
















 結婚することにしたんだ・・・」













「へ?」







彼の名前は「舛田光洋」







一瞬・・・

ボクは、いったいなにが起こっているのかがよくわからず、

目が点になって、キョトンと彼らをみつめていた・・・



(つづく・・・)






お知らせ!

今回ご紹介した「夢をかなえるそうじ力」が

明日(7/22)の日本経済新聞にドーン(?)と広告が掲載されます!

毎日、日経読んでいるみなさん!

ぜひ、チェックしてみてくださいね〜!


7/25(月)全国書店で発売

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人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」
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夢をかなえる「そうじ力」

みなさん!こんにちは〜!^^/

カミエルのドーンコーラス、

いつもお読みいただきありがとうございます!


さて、3ヶ月くらい前になりますが、以前このブログで

 「いま、本を書いてます」

という題で、日記を書いたことがあります。

みなさん、憶えていますか?






 実は・・・














 そうです、













 このたび、














 いよいよ、














 その本が!














 (タメすぎ? ^^;)


















 出版されることとなりましたぁーーーー!!!

パンパカパーン

  あ、うるさくてすいません↑




 題名は

 『 夢をかなえる「そうじ力」 』

 サブタイトルは

 『 人生カンタンリセット 』 

 7月25日(月)

 総合法令出版より全国書店で発売!


 で〜す!


 表紙はこんな感じです↓

夢をかなえるそうじ力


 カンタンに内容をご説明しますね。




 まえがき 運命の大逆転をあなたへ

 1章 人生を劇的に変える「そうじ力」

 2章 どん底からよみがえる驚異のパワー「マイナスを取り除くそうじ力」

 3章 夢をかなえる強運パワー「プラスを引き寄せるそうじ力」

 4章 21日目、あなたは成功者体質になる!


(本文まえがきより)

 そうじには“力”があります。

 その力を使ってそうじをすると、確実に効果があらわれます。

 その効果とは、人生におけるさまざまな悩みや問題の好転、

 事業の繁栄、幸せな家庭、夢の実現・・・。

 この力を「そうじ力」と私は名付けました・・・


 ★落書き消しでNY市の犯罪が75%減少 

 ★トイレそうじで学校崩壊からよみがえった

 ★ディズニーランドに魔法をかける2つのそうじ力 

 ★「捨てる」技術で生まれ変わる 

 ★問題を解決する「汚れとり」 

 ★あなたの実力を発揮させる「整理整頓」 

 ★夢をかなえる「ありがとう空間」


 仕事・お金・恋愛・家庭・健康…

 あなたも、ぞうきん一枚で大逆転!




 こんな感じの内容です^^

(もし、興味を持たれた方で、

 東京近郊の方は、ぜひ!

 旭屋書店銀座店

 新宿紀伊国屋本店

 新宿紀伊国屋渋谷店

 JR品川駅内ブックガーデン

 品川コモンズあおい書店

 あたりで、ご購入頂けるとありがたいですm(_ _)m

 その他、もちろん全国書店、amazonでもご購入いただけます。

 どうぞ、よろしくお願いいたします^^ )



本当に実物が出来上がってきた時は、

「いやぁー、すっげぇーなー、マジすかぁー!」

と、感無量でした。


ボクのブログのプロフィール欄には、

「 歌って踊れるドラマー系黄金律探求家&

 そうじ力研究家」

と、書かれていますが、「そうじ力研究家」ってなんやねん?

と、思っていた方も多いのではないでしょうか。


あえて、ボクはブログでは、この話題に触れていなかったのですが、

実は、以前から仕事の一つとして携わっていた、

環境整備マネジメントに基づく観点からの

「そうじ力コンサルタント」の一面をもっていたのです。



今回の出版は、これをある程度、体系的にまとめた形での

本を書くということで、昨年暮れから、ボクの友人達と共に、

総合法令出版の美人編集者K女史さまと一緒に始動した

プロジェクトだったのです。

(いや、ホントKさんにはお世話になりました)


始めに、おことわりしておかなくてはなりませんが、

今回、この本の著者としては、直接ボクの名前は出ていません。

この本は、ボクの友人であり、そうじ力の同志でもある

舛田光洋くんと一緒に、共著という形で原稿を書いていたものです。

そして、彼の名前を全面に押し出して、今回の本は出版されます。


実は・・・

この本が出来上がるまでには、

本当にさまざまなドラマがあったのです。


それは、それは、苦しくて楽しい(笑)作業でした。

2人で、何度となく意見を交わし、話し合いをして、ある程度できたら

K編集と議論を交わし、プロによる、するどい観点からの指摘に

我々も目からウロコの連続!

そうやって、初めての原稿書きにけっこう苦戦してはいましたが、

とても楽しくて、実りのある作業でもありました。

ちょうど、そのような状況の時に、以前の日記を書いたんですね。


そして、4月末から5月の初旬にかけては、

最終的な理念と方向性の急展開があり、

それから約2ヶ月の時を経て、晴れて出版の運びとなったわけです。


この間の出来事は、本当に一言では言い表せないくらいの

ドラマがありました。


この本がこの世に誕生するまでには、舛田氏やボク以外にも

編集者のKさんをはじめ、いろんな人たちの熱い思いと情熱、

そして感動の出会いがあったからこそ、出来上がったものだと

本当に心から感謝しています。



そこで、このたび、

「夢をかなえる そうじ力」出版記念といたしまして(笑)

そもそも「そうじ力」とは一体なんやねん?ということから、

この本が実際に出来上がるまでを描いた、

実話に基づくドキュメンタリー物語


 「そうじ力 誕生秘話」(プロジェクトX風)


を、みなさんにお送りしたいと思います。


あ、これは一つのバンド男「外伝」とでもいえるでしょうか ^^v



そして、ベールに包まれた謎の男・・・

そうじ力師匠、著者である舛田光洋の全貌が明らかに!!!

さらに、そうじ力師範である「ミスターM氏」までが登場して、

今までは、ごくごく一部の人しか知りえなかった、

中国4千年の一子相伝の技・・・(ウソ)

まさに知る人ぞ知る「そうじ力」の奥義が炸裂する!




とまあ、ちょっと三流香港映画のような感じで(爆)

描いてみたいと思っていま〜す。^^



そういうわけで、次回から出版日まで、何回かに分けて、

連載させていただこうと思っていますので、

どうか、楽しみにしていて下さいね〜!


Camiel ^^/




とりあえず、amazonでも予約販売を開始していますので、

みなさま、なにとぞよろしくお願いいたします〜!おねがいしま〜す

人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」
人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」

言葉の神秘



最近、「言葉」というものに、とても意識を向けています。


聖書にも、神様は「言葉」によってこの世界を創造した。

と記されていますよね。


そして、今までの人生で、様々な人々に出会ってきましたが、

ここでボクは、ある一つの重大な事実に気づいてしまいました。



「言葉には『創造力』がある」



実は、神様とまではいかなくても、

ボクたち自身も、日頃自分が発する言葉によって、

自らの周りに「現実」という世界を創造しているのだ!


ということです。



成功者の方々をみていると、彼らは常に

明るく建設的な言葉を発しています。


これは、決して表面だけの、腰砕けの、

安易な「ポジティブ思考」ということではなく、

もっと、腰の入った、まるで横綱相撲のように、

まさに言葉によって、グイグイと押し上げていくような、

それでいてとても優しく、深みがあって、魅力がある、

そんな力強い言葉です。


言い換えれば、真の意味での成功者は、

たとえどのような状況にあったとしても、

「可能性のみを追求する」言葉を発している。

と、言えるのではないでしょうか。


彼らは、たとえ

体が不自由でも、家が貧しくても、家族が不和でも、

学歴がなくても、特別な才能がなくても、

一切の言い訳、弁解を排除して、

自分の足下にひろがっている

「可能性」という名の金鉱に

みずからの力で、ひたすらにツルハシを打ち込んで、

金脈を発見した人たちでもあるのです。



「あなたの考えていることが、あなた自身である」

と、ローマの哲人皇帝、マルクス・アウレリウスは言いましたが、

これは、

「あなたの発している言葉が、あなた自身である」

ということと同じではないかと思います。


自分が日頃から、常に考えていること、

意識的にせよ、無意識的にせよ、

考えていることそのものが、まさに自分自身であり、

また、その考え、思考の結果、外に具現化されたものが、

「言葉」として、その人から発せられるのです。

そしてさらに、その言葉が「行為」という具体的過程を経て、

この世の中に、ありとしあらゆるものが創造されていきます。


自分の今日一日が、どのような一日だったかを振り返る時、

自分の行動や、心の中で考えたことを一つ一つ思い出すのは、

なかなか難しいですよね。


でも、今日一日、自分は「どんな言葉を発したか?」

ということを思い出すのは、それほど難しくないですよね。


これを聞くと、けっこうドキッとしませんか?

「あなたの発する言葉が、あなた自身である」

ということを、よく思い出してみてください^^


ボクも、いつも寝る前に「げっ!やべぇ!」って思います^^;



世の中にある、すべての良きものは、

かつて、誰かが心の中でアイデアとして思いつき、

頭の中で思考し、

それを「夢」として語り、その言葉に多くの人が共鳴し、

やがて、それを具現化する人たちが現れ、

そうして現実世界に生み出されてきたものなのです。


まず、初めに念(おも)い、アイデアがあって、

「思考」として練り上げ、

それを「言葉」として発し、

具体的に「行為」に現すことによって、

「現実」という世界は創造される。



かつてこの日本の国は

「言霊(ことだま)の幸はう国」

と言われていました。


万葉の歌人たちをみるまでもなく、

言葉や詩(うた)をとても大切にしていました。


昔の人は「言葉には魂が宿っている」

ということを、直感的に知っていたのでしょう。



ここにも、とても美しく、シンプルな言葉で

大切な気づきと、安らぎと癒しを与えてくれ、

そして時には笑わせて(笑)くれる^^

「言霊の幸はうブログ」があります。



すまいるデまいるさん 真珠の言の音







そして、実は・・・



人を幸福にするのも

人を不幸にするのも

この「言葉」によるところが、

とても大きいということなのです。


ためしに身近にいる人に

 「ありがとう!」

と言ってみて下さい。

その人だけでなく、その言葉を発した自分自身も

なんだか幸せな気分になるはずです。


逆に

 「ばかやろう!」

と言ってみて下さい・・・


・・・あ、実際には言わないで下さいね。

でも、想像しただけでも、よくわかりますよね^^;



言葉は、一度発されると、本人の意志とは関係なく

あらゆるところを駆けめぐり、仕事をし始めます。

それはやがて、

「与えたものが、与え返される」の法則に基づいて、

巡りめぐって、自らが発した言葉と同じものを

自らが受け取るようになるのです。



現在、この日本は、まだまだ出口がみえない不況の中にあり、

政治は停滞し、世界情勢は混迷し、

様々な信じられないような事件も数多く起きています。


「いったい、人々や世の中はどうしてしまったんだろう!」

と、なんともやるせない気持ちになることもあります。




「夜明け前が一番闇が深く

 運命はそれが開かれる前に

 底に突き当たる・・・」



たとえどんなに闇が深く、濃く、

自分の周りを覆っていたとしても、

決して明けない夜がないように、

春が来れば、融けない雪がないように、


日はまた昇る。


太陽は、必ずまた昇る。






ちょうど、古い神話の時代

太陽の象徴である「天照大神」が悲しんで

岩戸に身を隠してしまった時・・・

世界は真っ暗な闇に閉ざされ、

世の中には、ありとあらゆる害悪が

蔓延ってしまったと言われています。



冬に夏の暖かさを忘れてしまうように、

夜の闇に昼間の明るさを忘れてしまうように、

ながらく闇の中にいると、

「光」がどんなものだったのか、

忘れてしまうこともあります。



では、岩戸に隠れた「天照大神」を、再び外の世界に

呼び戻したものはなんだったのでしょうか?



困った神々が相集い、どうやってアマテラスを外に

引っ張り出そうかとみんなで相談をして、

ある作戦を考えました。


それは、まず夜明けを知らせる「常世の長鳴鳥(ニワトリ)」を

たくさん集めて、盛大に「コケコッコー!」と鳴かせます。


そのあと、そこにいる人たちみんなで、

なんと一斉に、わいわいドンチャン騒ぎを始めました。(笑)


明るい言葉、大声で笑う声。

なかには、裸で踊り出す人まで・・・^^;

それを見て、さらにみんなは大爆笑!

人々の賑やかで楽しそうな音楽と歌声が

岩戸周辺に響き渡りました。



それを岩戸の中で聞いていたアマテラスは・・・


「へ?なに?みんな楽しそうじゃん!

 ていうか、あたしのいないところで、なに盛り上がってんのよ!

 てカ、ちょっとー、あたしも仲間に入れなさいよぉ〜!!!」


という感じで、そーっと岩戸から顔を出した瞬間!

力自慢の神様が、さっとアマテラスを引っ張り出し、

そのまま岩戸の入口を、大きな石で塞いでしまいました。


すると、それまで闇で覆われて、真っ暗だった辺り一面は、

ぱぁーーーーーっと、太陽が昇ったように明るくなり、

それまで闇に乗じて、悪さをしていた連中も、明るいところでは

悪事をしづらくなって、トボトボと姿を消していきました。


そんな、日本の神話があります。



「光」を誘いだすには、

「光」と親和性のあるものを出せばいいのです。


「波長同通の法則」というものがあります。

これは「同類相集まる」と言われることもあります。


電磁気の法則と同じように、

波長の同じようなものが、お互い引きつけ合うという法則です。


明るい言葉、屈託のない笑顔、優しさ、素直さ、祝福、賛嘆、

感動、感謝・・・


人を幸福にするのは、いつも、どこでも、どんな時でも同じものです。

人々は古来から、それを「黄金律」とよんできました。



日本人は、景気が良いことを

「神武景気」「伊耶那岐景気」といって、

神話の神様に喩えて言いますよね。



ここで今一度、思い出してみてください・・・

岩戸に隠れた「アマテラス」を、

外の世界に誘い出したものはなんだったのでしょう?


ボクがこのブログに

「DawnChorus(ドーン・コーラス)」

という名前をつけたのは、そのためです。


ボクの耳には、あちらから、こちらから、

新しい時代の夜明けを告げ知らす、

「常世の永鳴鳥」の声が聞こえてきます。



さて、このあとボクたちがやることは、

いったいなんでしょうか?


そうですよね!

明るい言葉に笑い声・・・

(いや、裸踊りはちょっとやめておきましょうか・・・捕まるし ^^;)

楽しい音楽と歌声で、

みんなで一斉にドンチャン騒ぎ!(笑)です!^^





さあ、もうすぐ、岩戸に隠れた「光(アマテラス)」が

その賑やかで楽しそうな雰囲気に誘われて、

そーっと顔を出しますよ・・・^^


Camiel




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BOY'S ANTHEM (少年の凱歌)



189cmの長身で、なぜか囲碁部のエレクトーン奏者

「畑山くん」の加入で、俄然勢いが出てきた少年たちのバンド

その名も『ROUGH AND READY』(気楽に行こう!)



えー、それではここで、新メンバーの畑山くんにご挨拶を・・・


「え?え?話すの?…イヤァ…きいてないっスよ…ええー?


 あ、ドモ、新メンバーの畑山秀(はたやましゅう)です。

 エー、なんだかいつのまにかバンドに入ってたような気が…

 一応4歳からエレクトーンやってます。今度グレード5級に

 挑戦しまス…あ、高校では囲碁部に所属してまス。

 え?なんで囲碁部かって?あ、イヤー、それは…

 まあ、それはそのうちに(笑)

 ちなみに今欲しい楽器はローランドのJUNO-6です。

 エト、そんなワケで、これからもヨロシク…です^^ 」


ちなみにJUNO-6はこれです↓(1982年発売・なつかし〜!)
juno-6








「あーー!ちょっとーなんだよ、畑山だけズルクね!

 なんでオレん時は自己紹介なしだったわけ?

 てか、こんなコーナー勝手につくるなってーのー。

 あ、ども、オレ、ベースの武田っす^^v

 いちおう、バンドのイケメン&プロモーション担当っす。

 みなさん、よろしくぅ〜! 」


 …あ、はいはい、失礼しました。


 ほんと、バンドマンはみんな目立ちたがりやが多くてねぇ…


「おいおい!おれはなそんな目立つためだけにバンドやってる

 わけじゃぁないぞ、うん。

 純粋にギター道を極めたいだけだからな、うん。

 あ、拙者はギターの岡本でございます。

 メンバーからは、ミスターストイックの異名で呼ばれております。

 これからもよろしくお願いいたします」


 …はいはい…^^;




 んじゃ、そろそろ、本題にいきましょか…



さてさて…


ちょうど夏休みに入る前、我が校の文化祭の、

しかも後夜祭のたった一つの「有志出場枠」に何とか食い込むべく、

少年たちは通常の3倍のスピードと集中力(笑)で、

オーデションためのデモテープ作りをはじめました。


しかし、今のようにMDディスクレコーダーなど当然ない時代。

マルチトラックレコーダーも、もちろん当時の高校生の少年たちが

もっているはずもありませんでした。



結局、残された道は… 



そう「マイク一本一発録り」です。(笑)



テープデッキにステレオマイクをつなぎ、それをスタンドに立てて

そのまま「せーの!」でバンド演奏をして録音する方法です。(笑)


もちろんこれだと、あまり良い音で録れないことはいうまでもありません。

少年の持っていたマイクがたまたまステレオマイクだったのが

唯一の救いですが…^^;



「まあ、とりあえず、これでやってみようぜ!」

「そうだな、とにかくカラオケ音源だけでも作っておかないとな」


あと2週間で夏休みに入るという頃、少年たちはとりあえず

テープに自分たちの演奏を録音してみることにしました。


曲はバンドでもかなりヤリ込んでいる「アームド・アンド・レディ」

そして、「プリティ・ウーマン」に決定しました。


「よーし、ほんじゃいくよー、ポチっとな」


 ガチャ(テープを回す)


録音なので、空カウントで演奏が始まりました。


初めての録音にさすがの少年たちも緊張ぎみです。



・・・・・・・(演奏中)・・・・・・・・・



「ふえ〜〜〜!!、緊張したぁ〜」

「おまえ、顔ひきつってたぞ!」

「おまえだって、なんだよその直立不動の姿はよー!」


「まあ、まあ、とにかくちょっと聴いてみようぜ」


とりあえず一回目の演奏が終了し、少年たちは恐る恐る、

録音したテープを聴いてみました…



「………」

「……ん?」

「…どうよ?」

「…うーん」



お世辞にもいい音で録れてるとはいえません。


「ま、まあ、マイク一本だしなぁ…」

「やっぱ、音のバランスがどうしても良くないよな」

「このやり方だと、キーボードが他の音で消されちゃって
 よく聞こえないなぁ…」


やはり、各楽器のバランスがどうもよくありません。


「よし、マイクの配置を微妙に調整しながら何回かやってみっか」



何度か調整して録音していくうちに、4つの楽器が一番バランスよく

聞こえるポイントを発見しました。




「どうよ?」

「うん、なかなかいいんじゃない?これ」

「おー、マイク一本録りにしては、めっちゃすごくねー!」

「このポイントはある意味、奇跡にちかいよな(笑)」


4人はスピーカーから聞こえてくる自分たちの演奏にまずまずの

感触を持ちました。



「うーん、まあ、とりあえずカラオケはこれでいいとして、
 問題はボーカルだよなぁ…」


そうです、肝心のボーカルはいまだに見つからない状況でした…


「もし、ギリギリまで見つからなかったら、最悪オレら4人の中で
 一番歌が歌えそうなヤツが歌うしかないな…」





しばらくの沈黙の後、カミエル少年がいいました。


「あの、オレさ…、前からちょっと歌練習してたりするんだけど、
 よかったらこのテープに合わせて歌ってみるから、ちょっと聴いて
 みてくんないかな?」


「えぇー、おまえがかぁー?うーん…」

「まじかよ?ホントに歌えんのか?プリティ・ウーマンはまだしも、
 アームド・アンド・レディはけっこう声高いぜ!」

岡本くんと武田くんが怪訝そうにいいます。


「っていうかさ、こうなったらしょうがないじゃん!
 もうあと2週間で夏休みに入っちゃうし、
 テープの提出期限は夏休みに入る前までだろ?」


「うーん、まあそうだな…、よし、カミエル!とりあえず歌ってみろよ」

「まあ、ダメもとでな(笑)うん」

2人はほとんど相手にしていません。


「よーし…ちょっと声張り上げるからさ、笑わないで聴いてくれよな…」

「ははは…、べつに期待してないから、思いっきりいけよ!」


さっそく、先程録音したテープに合わせて、少年は歌い始めました。


それにじっと聴き入るメンバーたち…



実は少年は、何度も何度も、アームド・アンド・レディを

歌い込んでいました。

少年は、もしもの時のために、高校に入った直後から、

密かに歌の練習(独学)をしていたのです。

(両親には「気でも狂ったのか!」と言われながら…(笑) )



少年の歌を聴いていた3人は、はじめは全く期待していなかったせいか、

なかなかの歌声に少し戸惑い?!の表情を浮かべています。


そして、サビの部分が近づくと、少年はメンバーたちに一緒にコーラスを

してくれ!と目で合図しました。(^_-)☆


メンバーは立ち上がって、一緒にサビを合唱します。



4人全員で熱唱をしていると、なんだか妙な盛り上がりをみせ、

最後には、みんな笑い転げながら、それぞれが代わる代わる

歌い出す始末(笑)


少年が口火を切ったことで、それぞれの限定が解除されたかのようです。

いつの間にか、4人の担当パートが自然と決まっていきました。


結局そのままのノリで、何回か歌を録音していくことに…


少年が、メインボーカルをしながら、あとの3人はコーラスパートを

一本のマイクにみんなで寄り添って歌いました。



それはまるで、自分たちの凱歌を叫んでいるかのようでした…




実際は、演奏にしても、歌にしても、決してうまく出来たとはいえません。

なんせ、当時の高校1年生の演奏ですから、今思えばとても未熟で

稚拙な演奏であることは確かです。


しかしながら、その一つ一つの行程が、少年たちには何とも言えない

嬉しさと、楽しさと、興奮で、そんなことも忘れてしまうくらいに

満足で、そして充実した時間だったのです。




「どうよ?」

「うん、まあ、いいんじゃないか!」

「ははは…、なんだかんだでデモテープが一日で出来ちゃったなー」

「ホント、こんなに面白かったの久しぶりッスよー」


その名の通り、非常に適当というか、アドリブ色の強いバンド

『ROUGH AND READY』


結局、その日のうちに、オーデション用のデモテープが

出来上がってしまいました。



(ノ^^)乂(^^ )ノイエーイ ヤッター(ノ^^)八(^^ )ノ〜☆




「よーし、これであとは登校日のオーデションを待つばかりだな!」

「【人事を尽くして、天命を待つ】だな、うん」


「あ、そうだ、顧問になってもらう先生はどうすんだ?」


そうなのです、実はオーデションを受けるには、先生の推薦が必要だったのです。


「おー、それならオレにまかしとけ、オレのクラスの担任の先生が
 昔フォークをやっていたらしくてさ、バンドには理解ありそうな人なんだ。
 たぶん、あの先生なら頼めば大丈夫だと思うぜ」

後日、武田くんが担任の先生にお願いして、その先生も快く承諾して
くれることになりました。


d(-_^)good!!


これでなんとか、テープの提出期限に間に合った少年たち。



ようやく一仕事を成し遂げて、いよいよ少年たちは

高校最初の夏休みに突入していくことになりますが…







 高校生の夏休みといえば… 







 そう!








 あれですよ、あれ!(^u^)



















 え?なに?















 だから〜 夏といえばぁ〜!( ̄ー ̄)ニヤリ













 え?















 まさか、やっぱ、あれ?













 ……ですか? (*^ ^*) ポッ












 マジで?











 実は少年には、心に秘めた、ある計画があったのでした…


(つづく)





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ひょえー!(゜O゜ ;)



みなさーん、お久しぶりです〜。o(^0^)oどもーw(^○^)w〜♪


なんだかんだで、たいぶ更新ができなかったカミエルでございます。

いやぁー、最近は目が回る忙しさでした〜 〜(◎o◎)/〜。゜。

みなさん、お元気でしたか〜?


ある方々からは、

「なにかあったんですか?」とか、

「どこに行ってるんですか?」とか、

「死んだんですか?(爆)」とか、

「エリア51に行ってたんですよね?」とか、

「宇宙人に拉致られたんでしょ?」とか、

「てか、メールでいつも話てんじゃん!」とか(笑)


いろいろとご連絡を頂き、ありがとうございました。




はい、カミエルは元気にやっております。



てか、最近は毎日がめっちゃ楽しすぎて、あっという間に時間が

経っていってしまっているというのが正直なところです。


ほんとうにありがたいことでございます。




あ、明日から「バンド男」

また再開しますので、よろしくです〜!く(^_・)ゝ~~


Camiel

カミエル2世 誕生か?!


今日は、ちょっと趣向を変えて、ドラムのお話でも・・・

(すいません、今回はドラマー内輪ネタになってしまいそうです)


最近は、またドラムを人に教えたりするようになってきたので、

自分のフォームや基本練習などを見直す意味で、

昔よく見た教則ビデオや教則本などを見返していたりします。


まず、引っ張り出したのはスティーブ・ガッドの「アップ・クローズ」

という教則ビデオ。

スティーブ・ガッドはいつみても、ギリシャ神話に出てくる神様に見えるなぁ。

ボクがだいたい、自分のスティックコントロールの調子を見る時の

目安にしているのが、基本的なルーディメンツの集大成である

「CRAZYARMY」という、ガッドがよくやる曲というかフレーズなんですね。

これに出てくる「フラムパラディドル」の出来が良いか悪いかで自分の

調子をみるんです。

テンポ120くらいで叩ければまぁまぁOKです。^ ^


そして、そのあと見たのが、デイブ・ウェックルの教則ビデオ。

「バック・トゥ・ベーシック」という名前がついているんですが…

うーん、どこがベーシックなんだよ!

とツッコミ入れたくなる内容 (^_^; わかる人にはわかりますよね。

でも、懐かしいのでついついみてしまった。

そういえば、一生懸命コピーしたっけなぁ…


でも、こんなの初心者に教えてもしょうがない。

うーん、もっとシンプルでカッチョいいやつはないものか…


「おおっ、あれだ!あれ、やっぱあれでしょ!」


 『ジェフ・ポーカロ』


うーんと、ビデオが…あ、あった、あった。

そういえば、これはすでにDVD化されているにもかかわらず、

まだ、DVD版を手に入れてないなぁ…うっ、やばいっ。

あ、ツキミ姫さんごめんなさい!そういえばDVD版持ってなかったっす。

ジェフ・ポーカロファンとしては、お恥ずかしい限りです。(^_^)ゞへへへ

ジェフ・ポーカロをこよなく愛する姫さまのサイトはこちらです


↓はい、ドラマーのみなさん手に入れましょう!

ジェフ ポーカロ/ジェフ ポーカロ (Jeff Porcaro)


いやー、これドラマーなら絶対持っておいたほうが良いと思うんですよ。

ほんとうにすんばらしい教則ビデオなんですから。

ジェフが残してくれた、ドラマーへの永遠の贈り物なのです。

これ、何度生徒さんに見せたことでしょうか…


しかし何度見返しても、うーん 「ファンタスティック!」

思わず、自宅でビデオみながら、いてもたってもいられず、

スティックを持ってパッドに向かい「ムシャンガ」のパターンをやってみる。

ああ、これ、昔必死こいてコピーしたっけなー。

おおーっ、やっぱ、体に染みこませたものは、ちゃーんと覚えているよー。

パラディドルとパラディドルディドルの組み合わせの、

なんだか舌を噛みそうな、腕もカラミそうな変則パターン。


なんだか気持ちよくなって、そのまま自室で陶酔して叩いていたら、

いつの間にか、小学2年生の息子が、

「なに、やってんだぁ?」って感じで見に来てました。


ビデオにはジェフ・ポーカロ…

そして目の前には完全に逝ってしまっている自分の父親の姿…


ふと、気が付くと、なにやらジーっとボクが叩くのを見ています。


「やってみる?」

「うん!」


息子にスティックをわたすと、ビデオに合わせてパカパカ叩き始めました。

まあ、それなりにリズムは合っているみたい…

おっ、うーん、なかなかいいんじゃないの?

もしかして、才能あるのかぁー?


(ええ、ええ、わたしは親ばかですよ)(笑)


でもなんせ、相手はジェフ・ポーカロですからねぇ。

30分くらいのビデオが終わると、

「もういっかい、みたい!」

といってくる。

「おおー、そうか、よっしゃー!」

こちらもなんだか嬉しくなって、もう一回再生します。

また、息子は無心にパカパカと叩いています…


「もういっかい!」

「へ?まだやるの?」

「うん」


結局、30分ビデオを4回くりかえして2時間あまり…

いくらなんでも、これ以上やったら、まだ間接も軟らかいし、

腕や手首にもよくないので、無理矢理やめさせました(^_^;


それを見ていて、感心していた奥さんが、

「あの、お兄さんみたいになりたいの?」と息子に聞くと、

「うん、あのお兄さんカッコイイから、お兄さんみたくなりたい!」

ですって!ジェフ・ポーカロですよ、ジェフ・ポーカロ!


(ええ、ええ、わたしは親ばかですよ)(笑)


まあ、そんなこんなで、その次の日、さっそく子供用のスティックを

買ってきてしまったボク…(^_^;

息子も自分のスティックを手に入れて、めっちゃごきげんです。


それで最近は、天気のいい日は近くの公園で息子にも教えてます。^^


公園

近所の公園です。

練習パッド

こんな練習パッド持っていってやってます。
以前からずっと愛用のスティックはビックファースの5Aです。

メトロノーム

カード型の極薄メトロノームです。これでいつでもどこでも練習です。

ki02

ちと、ごきげんなうちの息子です。

kokist

子供用スティックです。ちっちゃくてカワイイ。

koki01

ちょっと、遅めのテンポで、8ビートが叩けるようになってきました。(^ ^)v
叩く時はけっこう真剣な表情です。


(ええ、ええ、わたしは親ばかですよ)(笑)


まあ、いつまで続くかわかりませんけどねぇ…

今度、本物のドラムを叩きにスタジオに一緒にいこうと思ってます。


でも、自分の子供と

「あのお兄ちゃん(ジェフね)、こうやってたでしょ?」

「おー、そうそう、そうやってたなー!」

って感じで、ジェフ・ポーカロの話ができるとは…

なんとも嬉しいものですねぇ〜。

そんなのどかな昼下がり、ちょっと幸せを感じた今日この頃です。

Camiel




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DOLPHINS & ORCAS


カミエルのドーン・コーラスをお読み下さっている皆さま。(⌒∇⌒)ノ

ゴールデン・ウィークはいかがお過ごしだったでしょうか?(おそいよ!)


わたくし、カミエルはといえば、結局近くの公園や遠くの公園など(笑)

に行ったくらいで、ちょっと今回はどこにも行楽にいけない状態でした。


…なのに、またもや更新が滞っていますぅ  (^_^;

(どこにも行ってないなら書けよっ!>自分)


4月の後半からは、いろいろと忙しかったせいもあるのですが、

それでも毎日、なんらかの書きモノはしているので、

日記のようにつければいいじゃん!

って感じなんですけどね。


でも、ここのサイトは、ボクにとって、とても大切な場所でもあるので、

いざ書こうとすると、ついつい気合いが入ってしまうんですよね。

このページを見て下さっている皆さん、すべての人たちが、今や、

ボクの中では、とってもとっても大切な人たちになっているんです。

あらためて、ほんとうにありがとうございます!

ほんとうに感謝、感謝です。m(_ _)m



ボク自身もこの5月に入って、なにやら心機一転、

リフレッシュの時期を迎えているということで、

今回は、ボクが、ちょっと癒されモード、リフレッシュモード

を欲した時に観るDVDの紹介をしようかなと思います。



ボクは、音楽の他にも、海とか海の生き物とかが大好きなんですけど、

その中でも、やっぱり強く惹かれるのは「イルカ」と「シャチ」なんですよ。

あ、あと、なぜか「クラゲ」とかも好きだったりします。

海で刺されるのは、めっちゃイヤなんですけどね。…((((( ^-^) ワー

素潜りしている時とか、水族館とかで、優雅にプカプカ浮いてる

クラゲをみてると、なんともいえないホンワカ感に包まれちゃいます。

「あれ、ぜったい地球の生き物じゃないよなぁ〜」

なんて思ったりして、

「んじゃ、どこから来たんだよ!」

って一人ツッコミしてみたりして、

水中でワイワイやってたりします。(^o゜) ┘*〜○。゜。゜


あ、それで、イルカとシャチの話に戻りますけど、

ボクが数多くの海洋ビデオをみた中でも、ダントツNo,1の作品といえば、


↓これです!

TALBOT DOLPHINS & ORCAS  DVD

TALBOT DOLPHINS & ORCAS
TALBOT DOLPHINS & ORCAS



↓こちらが、ボクが持ってるオリジナルスウォッチ付きのDVD

TALBOT DOLPHINS & ORCAS+ORIGINAL LIMITED WATCH
TALBOT DOLPHINS & ORCAS+ORIGINAL LIMITED WATCH


これはですねぇ、イルカやシャチ、海が好きな人以外でも、

忙しい毎日に、ちょっと心がトゲトゲしてきたなぁ〜とか、

最近ちょっと疲れ気味ぃ〜…

という時には、ほんとにオススメなDVDなんですよ。


ボクは、10年以上前にこれをビデオで購入していたのですが、

3年くらい前に、DVD化されて発売になったのを知って、

上記のスウォッチ付きのDVDを即買いしてしまったほどです。

それほど、イイ作品なんですよね〜。


この映像を撮影したのは、海洋写真家のボブ・タルボットという人です。

海を撮らせたら世界屈指の、知る人ぞ知る有名な写真家です。

1958年ニューヨークで生まれ、その後ロサンゼルスで育った彼は、
8歳にスノーケリングを覚え、13歳でスクーバダイビングを始め、
14歳になる頃には、もう水中写真を撮っていたという根っからの
ダイビングフリーク。
ボブが撮影したイルカ・クジラ作品のポスターは世界中で親しまれ、
今やこのジャンルでもっとも人気のある作家となっています。

この人が撮った写真は、けっこういろんなところで飾られているので、
もしかしたら、街のどこかでみかけたこともあるかもしれません。

ホント、いいんですよ。

ポスターはブログに貼れないみたいなので、直リンでちょっと見に行って
みて下さいね。


タルボット『ダンス』 複製

タルボット『GREY・WHALE』 複製

(最近、リンク切れになっているようです、どなたか買ってくださった?…)


ね?どうです、なかなかいいでしょ?


その彼が、20年以上の活動の集大成として、何と3年もの歳月を費やし、

たかだか30分あまりの作品の中に、きらめく一瞬を見事にとらえた

映像が満載です。

全編を通して超ハイスピードカメラで撮られたその美しい映像は、

もう見事としか言いようがないくらい。

この瞬間を撮るために、本当に膨大な時間と忍耐があったんだろうなー

とつくづく思いますねぇー。まさに職人技です。

彼の海とイルカに対する愛情が、ひしひしと感じられる作品です。

それに加えて、音楽がまた見事に映像にピッタリ合っているんですよー。

まさに海と、イルカと、タルボットと、音楽の見事なコラボです。


本当にイルカたちが、まるで自分たちが撮られていることを

知っているみたいに、美しく華麗な演技をしてくれています。


まあでも、彼らはべつに演技をしようとしているわけではなくて、

ただあたりまえに、自然に、楽しそうに、

遊びながら振る舞っているだけなんですけどね。

その姿が、見ている人を感動させちゃうわけですから、

やっぱり子供と動物には勝てない!って感じでしょうか(笑)


でもこれは、音楽や文章など、作品を通して表現する人たちには、

すべて共通する、なにか「共感」のようなものがありますね。


実際に一つの作品を創りあげるって、

本当に大変な作業じゃないですか。

まったく分野は違いますけど、

アーティストとして、見習うところが多いです。


圧巻なのは、最後のシャチの映像!


夕日でキラキラと黄金色に染められた海で、

背びれと頭が水面からすぅーーーーーっとゆっくりあがってきて、

プシューーーっと虹色のグラデーションに煌めく飛沫をあげる。

そして、また、すぅーーーーーーーと、ゆっくり水中に沈んでいく・・・


海の水が、まるでやわらかい絹の布のように、

シャチの体にしっとりとまとわりついて、

まるで透明な水の服を着ているよう。



その瞬間は、何度見ても涙がでてきちゃいます。

なんだか、すっごい自然の壮大さを目の当たりにしたようで・・・


みたあとは、ひとときの癒しと清涼感に包まれて、

とっても幸せな気分にしてくれる、そんな作品です。


こころが、少しざらざらしてきたなぁーと感じたら、

あなたも、ほんの少しの間、

遠い海の世界へ、飛翔してみませんか・・・


Camiel




次回、バンド男、続編でーす。

お楽しみに〜!

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バンド男 出撃す!


真上から差し込む夏の太陽が、

日に日に激しさを増してくる季節を迎えた、ある放課後…


「おいおいおいおいおい…カミエル!!!」

「だぁぁー、な、なんだよ、岡本ー。ビックリしたなぁ」

突然、岡本くんが血相を変えて、後ろから少年に話しかけてきました。

「やったぞ、おい、鍵盤弾きがみつかったぞ、うん!」

「な、なにぃーーー!マジかよー。
 だれ、だれ?一体誰だ?」

「あのな、俺と同じ囲碁部の部員でな。
 なんでも幼稚園の頃からエレクトーンをやっているらしいぞ」

「うひょー!…ん?てか囲碁部?…なのか?」

「あー、おまえ今、囲碁部をちょっと小馬鹿にしたような顔をしたな?」

「あ、いえ、いえ、めっそうもありません!っていうか
 なんでエレクトーン弾きが囲碁部に??って感じで…^_^;」

「ふん、まあ、俺もよくわからんがな。たまたま新入部員どうしで
 話をしてたらな、さっき発覚したんだ、うん」

「イエッース!すっげーな、やっぱ囲碁部サイコー!!!」
 あ、それで、そいつ今どこにいんの?」

「今は部室にいるんだが…
 まあ、まだ実力はどんなもんかわからんがな、うん」

「よし、さっそくそいつに話をしてみようぜ!
 もし、良さそうだったら、即スカウトしよう。
 岡本、部室にオレを連れて行ってくれ!」

「今からか?まったく、気が早いなぁー、おまえは!」

「いいじゃん、オレ達には時間がないんだぜ」

「うーん、そうか…
 よし、じゃあ、部室の外に俺が呼び出してくるからな」

「ウッシ、OK、たのんだぜ!」


少年と岡本くんはその足で、囲碁部の部室へ向かいました。


「ちょっと、ここでまってろよ、今連れてくるからな」

そういうと、岡本くんは部室に入っていきました。

ドキドキしながら、少年が待っていると…

しばらくして、なんとも背の高くてヌボーっとした男が
岡本くんと一緒に部室を出てきました。


「紹介しよう、彼は畑山(はたやま)くんだ」

「あ、どうモォー、こんちゃ、畑山っていいます」

『で、でけぇー』
そのエレクトーンの彼は、かなりの長身です。

「ど、どうも、はじめまして、オレ、カミエルっていいます。
 君、身長大きいねー、何センチあるの?」

「うーん、この前の検査では189くらいだったかなァ」

「189cm!すっごいね!」

少年は、彼を見上げながら…

「あ、あのさ、岡本に聞いたんだけど、君エレクトーン弾けるんだって?」

「あァ、エレクトーンですかァ、うーん、一応4歳くらいからヤマハに
 通っていたんスけどねェ、けっこうサボリ気味だったんデ…
 でもグレードは今、6級まで取りましたよォ」

「ぐ、グレード???、6級っていうのはスゴイの?武道だと何帯くらい?」

「はは…、帯はないですけど、まぁ、そこそこって感じですヨ」

「好きな音楽とかは?」

「さっき、岡本っちとも話してたんですけど、ボクは中学ン時
 YMOにハマっててェ、最近はジャズとかプログレあたりかなァ、
 ELPとか、あ、ロックだったらパープルとか、TOTOとか好きッスね」

「な、なんですとー?YMO好きなの?オレもオレも!(^^)
 え、え、弾けるの?ライディーンとか東風とか?」

「あぁ、あれくらいなら、楽勝ーっスけど…」


  『ガビーーーン ( ̄□ ̄|||) 』


中学の頃からYMOが好きで、鍵盤を弾けないクセにシンセサイザー
オタクだったカミエル少年は、その一言でやられてしまいました。

「すっげーなー、君ぃー!!
 おまけにディープ・パープルやTOTOですとー!!!」

「イヤーまぁ、パープルはジョン・ロードが好きなんで、
 TOTOはデビュー当時から聴いてるんスよ、鍵盤カッコイイから」


  『決定!オレ的にはもう決定!』(笑)


「き、君さぁ、バンドとかって興味ない?」

「バンドっスか?ああ、いいっすネー。
 ボク、いつも一人で演奏してたんで、
 アンサンブルとかもやってみたいと思ってたんスよ」

「そう!それ、それ、あんさんぶるってやつだよ、へへへ…
 オレさ、そこにいる岡本とD組のヤツとバンド組んでるんだけど、
 今、ちょうどキーボードを弾ける人を探していたんだけどね。
 もし、よかったら今日オレらのバンドの練習見に来ない?」

 (でた!必殺その日スカウト)

「マジっすかぁ?…うーん、別にいいっスけど…」

「よっしゃ、決まり!じゃあ、オレ部活終わるの待ってるからさ!」


そう言うと、少年は満面の笑みを浮かべながら教室に戻りました。


 『いやぁー、こりゃぁ期待できるぞ、ノッポのエレクトーンくん!』


少年が教室に戻ると、なにやら見慣れない人たちが数名、
教室の前にたむろしています。

『な、なんだ?この人たち?』

よくみると、どうやら上級生の女子生徒のようです。


少年は、そそくさと教室に入っていきました。


その時です。


「あー、いました!彼ですよ。カミエルっていう人!」

同じクラスの女子がその人達に言っています。


「へ?」


少年は、突然の出来事に戸惑いました。


「あ、君がカミエルくん?」

その上級生の一人が少年に話しかけてきました。

「は、はい…そうですけど…なにか?」

少年はなんだかわけがわかりません。

「ちょっと、いいかしら?」

「え?は、はい…」(ドキドキ…)

少年は教室の廊下に呼び出され、上級生のお姉様達に
周りをとり囲まれました。


「私、インターアクト部の部長をやってる者なんだけど、あなたうちの部に
 登録されているのに、まだ一度も部活にきたことないでしょ!」

その人達は、こわーい顔をしてこちらを見ています。


 『げっ!!!』(°°;)


そうです、少年はどこかのクラブ活動に必ず参加しなくてはいけない
この学校の規則により、適当に選んだところに申請を出していたのを
思い出しました。


 『やばい、例の【いんたらくてぃぶ】ってところかぁー!』(。。|||)


「あのねぇ、私たちはね、真剣に活動をしているのよ!
 あなたどういうつもりで、うちの部に申請出したわけ?」

上級生たちの言い分はもっともです。

「あ、いや、そのぉ、ちょっと内容が…よくわからなかったもので…」

少年はドギマギしながら答えます。

「うちの部はね、校外のいろんな福祉施設に行ったり、点字新聞などを
 製作したりして、幅広いボランティア活動をしているところなの。
 だからね、マジメにやってくれない人はお断りなのよね!」

上級生たちの言い分はもっともです。

「あ、はい、あのう、す、すいませんでした!ボク、ぶっちゃけ
 内容も知らずに、いいかげんなつもりで申請しちゃいました。
 すいません!」

「あのねぇ、そういうのって、とっても不愉快なんだけどー。
 ということは、あなたにはやる気はないってことなのね?」

「あ、は、はい。ホントすいません!
 ボク、あの、ホントはバンドをやりたくて、いま軽音楽部をつくる
 つもりでいるものですから…」

「軽音楽部?…ふーん、そう、わかったわ…じゃあ、あなたの名前は、
 うちの部からは抹消しておくけど、いいわね?」

「は、はい。それでお願いします…どうもすいませんでした…
 あの、いいかげんな事をしてしまって…」

すると、その中の一人の先輩が少年に言いました。

「あれ?君って、ずっと前に、中庭で太鼓叩いてた子?」

「え?あ、そ、そうですけど…」(そんなこともあったっけ)

「あー、あの時の君かぁー。なに?今バンドとかやってるの?」

「あ、はい、一応、なんとか形になってきたところなんです…」

「へー、そうなんだぁ。この学校でもバンドやってる人いるんだねぇ。
 ふーん、ま、それじゃぁ、君はそっちをがんばりなさいよ!」

「はい、ど、どうも、ご迷惑をおかけしました…」

その後、ゾロゾロと上級生のお姉様たちは帰っていきました…

突然の出来事でしたが、その先輩のおかげで、
なんとかその場はうまく収まってくれたのでした。


 カミエル少年、インターアクト部除名!(- _ -;)lll


『ひぇー、こわかったよー!…
 ん?まてよ、でもこれで、部活は自然消滅してくれるみたいだから、
 なんとか軽音立ち上げまでは、このまま誤魔化せそうだな。
 おっ!もしかしてこれ、かえってラッキーかも!』

あくまでもお気楽に物事をとらえる少年でした…(^_^;


すると、そのやりとりを教室から見ていた宮里さんが、

「ねぇ、ねぇ、カミエルぅー、いったい何やらかしたのよぉ?」

と、心配そうに聞いてきました。

 あ、ちなみにこの頃には、少年と宮里さんはお互いを名字だけで
 呼び合うようになりました。(ちょっと接近(笑))

「え?ああ、オレさぁ、名前だけ登録していた部活の先輩に
 『おまえ、クビ!』って言われたんだよ、ははは…」

「えー?そうだったのー?こわー。
 な〜んだか、カミエルっていろんな事が起こっておもしろいよねぇ。
 見ていて飽きないよ、ホントに…」

「お、おもしろい、っすか?」

「うん、おもしろいよー。でもまあ、カミエルにはバンドがあるしねっ!」

「まぁね、あ、そういえばさ宮里!
 この前から言ってた新しいメンバーが見つかりそうなんだよ!」

「え?また新しい人が入るの?」

「そうそう、今度はキーボード、これでだいぶバンドとしては
 完成に近づいてくるよ」

「へー、それは楽しみだねぇー。
 …あ、来た!それじゃ、カミエル、またね!」

「あ、う、うん…」

そういって、体操服姿の宮里さんは友達と走っていきました。

『ん?そういえば、宮里って、部活なにやってるんだろう?』

さっそうと風のように走り去った彼女の残したほのかな香りに、
少年はしばらく、その場でボーっと立ちつくしていました……

-------------------------------------------------------

その後、バンドのメンバー3人は、先程のエレクトーン奏者
畑山くんを連れて、倉庫スタジオに向かいました。

畑山くんは、倉庫の中のスタジオと、古いながらも少年が親戚から
もらったエレクトーン、そして中学時代に買ったシンセサイザー
を目にして、かなり興奮気味でした。

さっそく、その腕前を披露してもらうメンバー達。

「げっ!な、なに、左足が、まるで生き物のように動いてるっ!!」

少年達は、畑山くんが一人でベースとコードとメロディを奏でているのを
目の当たりにして、驚きを隠せませんでした。

「すっげー、エレクトーンって一人で演奏できちゃうんだ!」

さっそく、その曲のコードを聞くと、3人もそれぞれ配置につき、
畑山くんに合わせてセッションが始まりました。

はじめて、バンドに鍵盤の音色が加わり、音にも厚みが増して
なんだかとてもゴージャスな感じになってきました。


「おおー、なんだか、いい感じじゃんかー!」


岡本くんと武田くんも、彼の腕前には文句なし!
という感じで満足そうでした。

一通り、セッションをした後、少年は畑山くんに聞きました。


「畑山くん、どうかな?オレ達と一緒にバンドやらない?」


すると、畑山くんも

「うん、オレ、こんなに楽しかったの久しぶりっス、前にエレクトーンで
 他の楽器とアンサンブルしたことはあるけど、こうやってバンドとして
 やったことはなかったから…」


こうして、少年達には新たにキーボードとして、189cmの長身、
畑山くんが加わったのでした。


さあ、あと残るはボーカルのみ!


いよいよ、文化祭のオーディション用のデモテープ作りに向けて、

バンドは本格的に出撃体勢が整いつつありました。


(つづく…)





 なぜ、エレクトーン弾きの畑山くんが囲碁部に?

 その謎は、次回解き明かされる!

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今、本を書いてます。



ぅぐわぁー、前回の更新からあっという間に2週間がぁー!(°°;))


あぁ、ボクって、ブロガー失格でしょうか… (^_^;


ちょくちょく、見に来て下さっていた皆さま、申し訳ありません!


バンド男シリーズもかなり滞ってしまっています。

楽しみにしてくださっている皆さん、もう少し待ってくださいね!


最近はなんだか、やることがめっちゃ沢山あったもので…


いや、実はですね、ここだけの話、今、ボク本を書いているんですよ。

日々の仕事の合間に、急いで原稿を書いているところなのです。

でもかなり遅れ気味…(爆) 

編集者のK様すみません!

なんせ私、バンド男(連載参照)ですからぁー。


…あ、いや、ほんとすいません、スイマセン!m(_ _)m


いやー、でもね。良い本になりますよぉー、これはー。

てか、自分で言うなって感じなんですけどね。へへへ…

本当に素晴らしい編集者の方にめぐり会えてボクは幸せ者です。


出版時期などは、まだハッキリとわかりませんが、

一応、全国書店には置いて頂けると思われます。

発売日が近づきましたら、またお知らせさせて頂きます。

もし、よろしければ、ぜひ買ってくださぁーい!

あ、でも、できれば「amazon」で!(笑)



そんな、こんなで、カミエルのドーン・コーラス

これからも、よろしくお願いいたしまーす。(^o^)/

Camiel



ROUGH AND READY



「んーー!うまいなぁー、このサンドイッチ!」


「ほんとー?へへへ…よかったねー弥生ちゃん!」


「口に合うかどうかチョット心配なんだケド…」


「いや、ホントだよ飯田さん!なぁ?岡本ー!」


「うん、うん、まあ、なかなかいけると思うぞ、うん」


「ほんとにー岡本くん、あ、武田くんもいっぱい食べてねー」


「ふんふん、ふぅまいよ、ほれ…」


「武田ぁー、ベース弾きながら食べんのやめれー!行儀わるいぞー」


宮里さんと、飯田さんが作ってきてくれたサンドイッチを

3人は夢中で頬ばりました。


「あのねぇ、実は告白しちゃうけど、今日のお弁当、
 ほとんど弥生ちゃんが作ったんだよねー(爆)
 
 わたしはただ手伝っただけって感じ(^_^;

 わたしじゃぁ、こんな美味しいの作れなかったわよぉ。
 マジ、同じ女性として尊敬するわよ、弥生ちゃん。
 あ、そうだ、ポットにスープもあるのよ!食べて、食べて
 って、これも弥生ちゃん作ったんだけどね、へへへ…」

「あ、でも、えっちゃんが一緒に手伝ってくれたから、
 ワタシもなんとかうまく作れたんだよ。ワタシ一人じゃとても…」

「わーん、弥生ちゃん、フォローありがとー!」



建築機材や資材が立ち並ぶ殺風景な倉庫の中に、

綺麗な二輪の花が咲き、とてもいい香りがたちこめた昼下がり。


少年はウキウキでした。



「いやー、めっちゃ、うまいっす!よかったなー、岡本。
 毎日昼抜きだったもんなー」


「え?なんで?岡本君、いつもお昼食べないの?」

不思議そうに宮里さんが聞いてきました。


「ああ、岡本さぁ、今新しいギター買うために昼飯代そのまま
 貯金してるんだよ。
 もう一週間以上経つよな?ほんと大したもんだよ」


「まあな、だんだんこの生活にも慣れてきたけどな、うん」


「へー?そうなのー。それはたいへんそうねぇ…
 あ、じゃあ岡本くん、ほら、おかわり、おかわり!」


「ふむ、それじゃ、ありがたくご馳走になりますかな」


「武士か、おまえは!」


「でも、なんだかうらやましいな…そこまで打ち込めるものがあるって」


しばらくの間、5人は歓談を楽しんでいました。


「ふぉひそーはまー!」

「だから、武田ぁー、ベースおろせって!」


「うん、ほんとにうまかったな、うん」


「ごちそうさまでした!いやー、ありがたき幸せって感じです。
 ありがとう飯田さん、ほんとに美味しかったよ、料理うまいんだねー」


「あ、イエ、お粗末さまです…でもヨカッタ、みんな食べてくれて…」

飯田さんは、少し顔を赤らめて言いました。



「よぉっしゃぁーー!エネルギー充填120%、いっちょやるかぁー!」


「おー、カミエル、やる気満々だなー、っしゃー、いくか!」


「よっこらせっと…ほんじゃ、いきますかな…」




3人は、また元気いっぱいに演奏を始めました。




そんなこんなで、少年は宮里さんのことをすっかり好きになって
しまったわけですが、

その後、事態は思わぬ方向へと動いていくのでした…






そして、梅雨が明け、暑さがだんだんと本格的になってきた頃…



ある放課後、武田君が慌ててB組にやってきました。

「おい!カミエル、岡本、いよいよ文化祭のバンド出演にむけての
 準備に取りかかるぞ!」

「へ?文化祭って、たしか秋だよな。まだまだ先だろ?」

「ったぁーく、君たちぃー。何事も早め早めにやっとかないとなー。
 文化祭は我々にとっては、最も重要なプロモーションの機会なんだぞ。
 我が『ROUGH AND READY』のファーストステージになるかも
 知れないんだからな!」


そうです、結局バンド名は「ROUGH AND READY」に決定したのでした。

岡本君は、ちょっと渋っていましたが…(^_^;


「でも、この学校って、文化祭にバンドは出れないんじゃないのか?うん」


「そうだよ、オレたち、まだ軽音部とか立ち上げてないし、バンド禁止の
 この学校で、どうやって出るっていうんだよ?」


「そこがだなぁー、オレが入手した情報によるとな、どうやら文化祭の
 終了後に【後夜祭】という校内のイベントがあるらしいんだよ。
 そこに【有志枠】っていうのがあってさ、時間はだいたい30分くらい
 らしいんだが、有志で演劇だとか隠し芸とかステージでパフォーマンス
 できる時間枠があるらしいんだ。
 それにはオーディションがあるみたいでさ、枠は一つ分しかないから
 けっこう厳しいらしいけど、そこにおれたちはバンドでエントリーしよう
 ってわけだよ」


「ふえー!そうなのか!武田、どこでそんなこと聞いたんだよ?」


「ああ、オレの先輩から聞いたんだよ。まあ、過去にバンドが出たことは
 一度もないって言ってたけどな」


「そっかー、オーディションがあるのか。でも、ある意味オレたちに
 とっては、願ってもないチャンスだよな」


「だろー?そのオーディションっていうのが、どうやら夏休みの登校日に
 あるらしいんだ。だからその前にバンドで曲をテープに録音したものを
 提出しなくちゃいけないらしいんだよ」


「おおー、そうなのか?そんじゃ、そんなにのんびりしてられないな」


「早急にボーカルとキーボードを探さないといけないな、うん」


「あ、そうか、そうだよ!どーする?ボーカルとキーボード」


「まあ、とにかく、その日までにメンバー探して、曲のレコーディングを
 しないといけないな」


「そっかーー。よぉーーーし、なんだか燃えてきたなー」


「とりあえず、手分けしてさ、歌できそうなヤツと鍵盤弾けそうなヤツを
 みつけようぜ!」



少年たちは、わずかな望みを、その「有志枠」に託して、
急いでメンバー探しを始めたのでした。



果たしてバンド禁止の学校で、少年たちは、文化祭のステージに
あがることがでるのでしょうか?


そして、少年の恋の行方は?




はやる少年たちの気持ちとシンクロするように、
真上から差し込む夏の太陽が、
日に日に激しさを増してくる季節を迎えていました。



(つづく…)




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ARMED AND READY!


「うーん、だめだ、思い浮かばねぇー!」


少年は1週間の間、悩みに悩んでいました。


そうです、自分たちのバンド名を考えていたのです。


それまで少年たちが、バンド名も付けるのを忘れ、ただひたすら
練習に夢中になっていたのが、なんとも痛いところですが…(^_^;

でも、バンド名ってけっこうみんな悩むところではないでしょうか?

中には始めにバンド名ありき、という感じもあるのでしょうが、
なんだか自分の子供の名前を考える感じに近いですよね。


何もわからず、何から何まで、初めから作りあげていく過程の中で、
少しずつ自分たちの存在が知れ渡ってきた少年達。


「よう、カミエル!おまえバンドやってんだって?
 なんていうバンド名なんだよ?」

と、聞かれることも多くなってきました。


そんな中、いよいよメンバーそれぞれが考えてくる事になっていた
バンド名を決める日がやってきました。


「どうだい、岡本?いいの思いついたか?」

「うーん、そこなんだがなぁ。あれこれ考えているとな、
 これがまた、どうもしっくりくるものがなくてな、うん」

「武田は?」

「オレはなぁ、英語辞書作戦とかでやってはみたんだけどさ。
 どうも、コレ!ってもんがなくてさー」

「は?英語辞書作戦ってなんだ?」

「ああ、英語の辞書をパラパラめくってさ、とりゃ!って指を入れるわけ、
 そこのページでピッタリ来る単語を見つけるって技なんだけどね。
 っていうか、英語の辞書なんてこんな時以外に使わねーよな」

「ははは…確かに!でもそれって面白いなー!」

「だけどさー、どうもバンド名としてはインパクトのある単語が
 なかなか見つからないんだよなぁ…
 あ、そういってるカミエルはどうなんだよ?
 なんかいい名前考えたか?」

「うーん、オレもさ、なんだかいろいろと考えちゃって、
 ドツボにハマった感があるんだよ。
 めっちゃカッコイイのつけようと思ってさ、単語とか浮かぶんだけど
 どうも、自分たちに合わないというか、しっくりこないっていうか…」

「まあ、とりあえず、考えてきたものを出してみるか、うん」

そして、お互いに考えてきたものを単語帳に書いて
それぞれを机の上にズラッーと並べてみました。

「こうやって並べると、なんだかちょっと恥ずかしいもんだな…
 そういえば、単語帳もこんな時しか使わないよな(^_^; 」

10個以上の候補が挙がったのですが、どうも3人が納得できる
ものが見あたりません。

そんな中でも、目を引いたのが岡本君が持ってきたものでした。

「この【MOBYDICK(モビーディック)】ってなんかカッコイイな!」

「ああ、これはさ、ツェッペリンの曲でな、ライブでもジョンボーナムが
 伝説的なドラムソロを聴かせるナンバーなんだよな、うん。
 まあ、意味は【巨大クジラ】とか【白鯨】とかいうんだけどな」

「ほぉ、モビーディックってそんな意味だったのか?
 確かにあのボンゾのドラムソロには圧倒されるよな…」

「うーん、でもオレ達のイメージとはまたちょっと違うんだよなぁ」

「この【ARMED AND READY】っていうのはどうかな?」

「これも、なかなかいい感じ!こっちの方がなんかオレ達っぽいよな」

「そうだよな、ある意味、これから攻撃を仕掛けていくぜ!
 戦闘準備OK!ってな感じがオレ達には合ってるよな」

「響きもなんか、カッコイイよな!」

「そっかー、岡本はミュージシャンの曲名から拾い上げる技を
 使ったわけだな、なかなかいいアイデアだなー、これ」

「ふーん、曲名かぁー…」


バンドをやったことのある人なら、きっと誰しも一度はこの
「曲名からバンド名作戦」をしたことがあるのではないでしょうか?


「うーん、なんかいい感じになってきたけど、イマイチ、ぴったしくる
 ものがないもんだなぁ」

「まぁ、バンド名ってのはけっこう大切だからな、もうちょっと時間かけて
 温めてみるか、うん」

「そうだな、まだなんかピタっとくるものがあるかもしれないしな」


結局、その場では決まらず、少年達は放課後にまた
あの倉庫スタジオで練習をしました。


練習帰りに武田君が、

「なあ、カミエル!これからオレ達レンタルレコード屋に行こうと
 思ってんだけど、おまえも一緒に行かないか?」

と、聞いてきました。

「おおっ、いいねー!駅前の○&愛か!行く行く!」

その当時はまだ、CDというものはなく、黒くてでっかいLP盤という
レコード盤で音楽を聴いていた時代です。

そしてそのレコードを今のレンタルビデオのように貸し出すお店が、
まだポツポツと出てきたばかりの時代でした。


「へっへっへ…、今日はなにを借りちゃおうかなぁ?」

やはり音楽好きな少年達には、とてもワクワクする場所でもあります。


3人でお店に入ったその時、少年の目には

 【今週の店長のおすすめレコード】

という文字が目に飛び込んできました。


そのアルバム名は…

ジェフ・ベックの「ROUGH AND READY(ラフ・アンド・レディ)」

ご存じの名盤で、第2期ジェフ・ベックグループに
若きコージー・パウエルが参加したアルバムでした。

これです↓

ROUGH AND READY

Rough & Ready [FROM US] [IMPORT]








少年はあらためてそのアルバムをながめていました。

なんとも無骨な男どもの、そのギラギラとした眼差し!

『おお!ベックとコージーか…ううっ、めっちゃカッコイイなぁ。
 そういえばROUGH AND READYってどういう意味なんだ?
 うーん、ラフってのは荒っぽいとか、いい加減とか、テキトーとかいう
 意味だよな…
 ってことは、テキトーに準備できてるぜ!って感じかなぁ…』
 
 (少年の英語解読能力はそんなもんでした(^_^;)



「はっ!!!」



その瞬間、少年の中で、何かがスパークしました!



そして、一緒にいた2人の顔をマジマジとみました。


「な、なんだよ、どうしたカミエル?」

「やばい、オレ…今思いついちゃった…」

「は?なにがだよ?」

「バンド名…」

「はあ?なんだよ、いきなり!」

そして、少年はそのアルバムを指さして、

「こ、これだよ!これ!ROUGH AND READY!」

「ああ、名盤だよな、それが、どうかしたのか?」

「だからー、バンド名だってば!」

その時、すかざず岡本君が、

「うん、ROUGH AND READYか?
 なんだ、これをバンド名にするってのかぁ?」

「うん、うん、そう!」

「ほぉー、なるほど、今度はアルバム名できたかぁ」

「うーん、オレはどっちかっていうとペイジ派なんだがな、うん」

「いやいや、オレが言いたいのはそんなんじゃなくてさ、
 このROUGH AND READYって意味だよ。
 なんかこう、オレ達に合ってると思わないか?
 テキトーに準備なんかすまして、考えずにまずやってみようぜ!
 みたいなノリがさー」

「それは、オレ達っていうより、カミエル、おまえだろ(笑)」

「へへへ…ま、まあ、そうなんだけどね…」


「ふーん、まあでも、言われてみれば悪くはないよな。
 響きもいいしな」

「いや、オレはペイジ派なんだがなぁ…うん」


その時、少年には、バンド名は絶対これしかないという、
確信めいたものをなぜか感じていました。


「じゃあさ、こうしようぜ、あとまた一週間待ってみて、
 それでピッタリくるものが出てこなかったら、コレにする
 っていうのはどうかな?」

「まあ、そうだな、大事なことだからな、少し時間をおいてみるか…」

「よし、それでいこう!どうだい岡本?」

「うーん、オレは…」

「ジミー・ペイジが好きなのはわかってるって!(笑)」


少年はその日、以前そのレコードをテープに録音してあったにも
かかわらず、もう一度そのアルバムを借りていったのでした。









チリンチリンチリン…

倉庫に自転車のベルの音が響きます。


ガラガラガラーっとシャッターがあきます。


「や、やあ、どうも…」

「こんにちはー!」


そうです、今日は待ちに待った土曜日なのです!


大きなバスケットを持って、宮里さんと飯田さんが差し入れを
持って来てくれました。

「ごめんねー、遅くなっちゃってぇー。
 へへへ、弥生ちゃんと2人でがんばって作ったんだよー」


そうやって無邪気に笑う宮里さんに、

少年はますます惹かれていってしまうのでした。



しかし、その後、衝撃の事実がその身に及んでこようとは、

少年はこの時、まだ気づくこともできませんでした…

(つづく…)





 ・・・っていうか気づけよ!

という鈍感な少年 (^_^; この先もお楽しみに!


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